レースリポート
G1レディースチャンピオン、初日はドリーム戦!「見てて下さい」
2021.08.02
プレミアムG1レディースチャンピオンは、ボートレース浜名湖で8月4日(水)から9日(月・振替休日)まで開催される。
初日にはドリーム戦がある。メンバーは以下の通りだ。
それぞれに持ち味や特徴、キャッチフレーズ的なものがあるが、「見てて下さい」とファンに優しく呼びかけるのが守屋美穂だ。
今年は、児島のヴィーナスシリーズ(3月)を皮切りに、丸亀オールレディース(3月)、児島オールレディース(5月)、児島W優勝戦(7月)を制しており、手堅く戦っている。女子代表にふさわしい存在だ。
その特徴は「ギャップ」。
例えば、「美しいのに強く」「しとやかなのに厳しく」「冷静なのに熱く」「ママさんなのに立派なアスリート」なのである。
際限のない幅の広さが守屋美穂のすごみ。ひとりの人間が体現するのは並大抵なことではない。
価値観や視野の広さの成せるわざであり、大きさを感じさせる。
一体それはどこからくるのだろうか…。
ヒントは「見てて下さい」にあるだろう。
「見てて下さい」には、結果の約束は含まれていない。一戦一戦に全身全霊を傾けることへの約束だけである。つまりプロセスへの誓いだ。
「ファンの皆さんに捧げて恥ずかしくないレースをする」決意に込められた闘志と品格が人を感動させるのである。
レディースチャンピオンやクイーンズクライマックスなどG1ファイナリストとなること6回の精鋭中の精鋭・守屋美穂。その素晴らしい笑顔を、「見てる」ファンが待っている。