伸び足強烈な松瀬弘美が準優でもチルト３度で勝負!?　下関オールレディース

　下関オールレディース（7月25日～30日開催）は4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。

＜下関 5日目 9R　準優勝戦＞
1号艇　田口　節子（岡山） 今年1コース1着率81％
2号艇　海野ゆかり（広島） 今年2コース1着率17％
3号艇　土屋実沙希（静岡） 今年3コース1着率15％
4号艇　武藤　綾子（福岡） 今年4コース1着率11％
5号艇　赤澤　文香（岡山） 今年5コース1着率0％
6号艇　池田　紫乃（長崎） 今年6コース1着率0％
　※()内は支部

＜下関 5日目 10R　準優勝戦＞
1号艇　大山　千広（福岡） 今年1コース1着率74％
2号艇　浜田亜理沙（埼玉） 今年2コース1着率33％
3号艇　松尾　夏海（香川） 今年3コース1着率22％
4号艇　向井　美鈴（山口） 今年4コース1着率14％
5号艇　藤崎小百合（福岡） 今年5コース1着率11％
6号艇　水野　望美（愛知） 今年6コース1着率5％

＜下関 5日目 11R　準優勝戦＞
1号艇　渡邉　優美（福岡） 今年1コース1着率65％
2号艇　長嶋　万記（静岡） 今年2コース1着率29％
3号艇　中田　夕貴（埼玉） 今年3コース1着率7％
4号艇　松瀬　弘美（静岡） 今年4コース1着率5％
5号艇　中村　桃佳（香川） 今年5コース1着率12％
6号艇　津田　裕絵（山口） 今年6コース1着率0％

　準優3個レースいずれも激戦必至の好カードとなったが、なかでも目が離せないのは11Rだろう。

　この準優11Rに1号艇で登場するのは予選トップ通過の渡邉優美【写真すぐ上】。2･1･3･1･2･2･2着とオール3連対の活躍でV争いを引っ張ってきた。3月の大村オールレディースに続く今年2回目の優勝に向け、まずは準優を勝ち切って優勝戦ポールポジションを確保したい。

　対抗1番手として注目を集めるのは4号艇の松瀬弘美【冒頭の写真】だ。今節は伸び足評判のモーター61号機を手にし、ここまで6走すべて展示1番時計をマークする下馬評どおりの快速ぶり。4日目の2走はともにチルト3度を選択して伸び足をより生かす作戦を立て、前半4Rは惜しくも3着、後半9Rは見事に6コースからまくり一撃を決める会心の走りを演じた。ちなみに松瀬にとって6コースからの1着は2018年5月の桐生戦以来で約3年2カ月ぶりと久々だった。

　松瀬が準優4号艇となったことでどんな作戦で臨むのか目が離せなくなった。4カドから勝負するのか、それともチルト3度で6コースから挑むのか。いずれにせよ1号艇の渡邉にとって脅威の存在となることは間違いない。