レースリポート
約11カ月ぶりのオレンジベスト 地元戦で気合入る落合直子 住之江ヴィーナス
2021.07.20
住之江ヴィーナスシリーズ(7月19日~24日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「レディスドリーム」は5号艇の原田佑実(大阪)が快勝。5コースから鮮やかにまくり差しを決めた。2着には1号艇の鎌倉涼(大阪)、3着には2号艇の細川裕子(愛知)が入り、3連単5-1-2で3万1510円の高配当決着となった。
2日目のメーンカードは12Rの「ダイヤモンドドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<住之江 2日目 12R ダイヤモンドドリーム>
1号艇 三浦 永理(静岡) 今年1コース1着率78%
2号艇 宇野 弥生(愛知) 今年2コース1着率28%
3号艇 五反田 忍(大阪) 今年3コース1着率33%
4号艇 川野 芽唯(福岡) 今年4コース1着率11%
5号艇 落合 直子(大阪) 今年5コース1着率0%
6号艇 出口舞有子(愛知) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
絶好枠で登場するのは三浦永理【写真すぐ上】。初日は7Rで2コースまくりを決めるなど1・2着で予選5位と上々のスタートを切った。6月の住之江オールレディースでは予選19位の次点で敗退という悔しい思いを味わっただけに、今節はきっちり準優に駒を進めたいところ。そのためにもドリーム戦1号艇は負けられない一戦だ。
舟券のカギを握るのは5号艇の落合直子【冒頭の写真】か。初日に3コースまくり差しとイン逃げを決めて2連勝をマーク。地元Vに向けて最高のスタートを切った。
ちなみに近況は体重47~48キロ台で走ることが多かった落合だが、今節は初日の体重が46.0キロ。重量調整のオレンジベストを着たのは昨年8月以来で約11カ月ぶりとひさびさだ。地元女子レースにかける意気込みがこんな数字からも伝わってくる。
落合は今年5コースで13走して1着ゼロ、2着ゼロと苦戦中。5コースからの2連対は昨年6月の浜名湖戦が最後という状況だ。しかしひと味違う今節の落合ならそんな流れを変えられるはず。初日ドリーム戦は5号艇の原田佑実が勝っただけに、2日目ドリーム戦も5号艇の落合に注目してみたいところだ。