レースリポート
児島オールレディース準完全Vの田口節子がダービー出場へ大きく前進
2021.07.18
児島オールレディース(7月13日~18日開催)が閉幕した。優勝戦は1号艇の田口節子(岡山)【写真3枚とも】が快勝。スタートはコンマ26の5番手だったが、インから1マークを先取りしてきっちり逃げ切った。2着には3号艇の渡邉優美(福岡)、3着には4号艇の堀之内紀代子(岡山)が入り、3連単は1-3-4で860円の3番人気決着となった。
勝った田口は1・2・1・1・1・1・1・1・1・1着で準パーフェクトVを達成。2日目から怒涛の8連勝で頂点に立った。これが前節の平和島オールレディースに続く2節連続Vで通算62回目の優勝。地元児島では5回目の優勝となっている。
この大活躍によってSGボートレースダービー(10月平和島開催)の選考勝率は今節開始前の7.22から7.32まで急上昇。ボーダー(現在7.21前後)付近から大きく1歩抜け出すことに成功した。ダービー選考期間(7月31日締切)内の出走予定は下関オールレディース(7月25日~30日開催)の1節を残すのみ。2年ぶり6回目のダービー出場へ当確ランプが間近だろう。
また渡邉優美は優勝戦2着好走で貴重な賞金55万円を獲得。女子賞金ランキングは今節開幕時点(7月12日終了時点)で17位だったが、一気に13位まで上昇してきた。12位の松本晶恵との差はわずか1万2734円。ベスト12ボーダーを完全に射程圏にとらえたといっていいだろう。地元福岡でのクイーンズクライマックス出場を目指す渡邉がマネーバトルをますます面白くする存在となってきた。
【2021年女子賞金ランキング】(7月18日、19時現在)
1位 平高 奈菜 28,349,000円
2位 小野 生奈 24,124,266円
3位 遠藤 エミ 22,935,000円
4位 田口 節子 20,422,000円 (児島優勝戦1着)
5位 竹井 奈美 18,535,000円
6位 寺田 千恵 17,786,000円
7位 西村 美智子 17,532,000円 (児島優勝戦4着)
8位 三浦 永理 17,512,000円
9位 細川 裕子 17,412,000円
10位 守屋 美穂 16,803,000円
11位 浜田 亜理沙 16,726,595円 (児島優勝戦5着)
12位 松本 晶恵 16,692,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 渡邉 優美 16,679,266円 (児島優勝戦2着)
14位 海野 ゆかり 16,262,000円
15位 大瀧 明日香 16,241,000円
16位 宇野 弥生 15,523,000円
17位 鎌倉 涼 15,477,000円
18位 平山 智加 14,971,000円
19位 中村 桃佳 14,944,000円
20位 大山 千広 14,358,000円
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28位 堀之内紀代子 13,050,000円 (児島優勝戦3着)
193位 向井田 真紀 2,057,000円 (児島優勝戦6着)