レースリポート
準優11Rは今年最軽量に絞った清水沙樹の気合に注目 児島
2021.07.16
児島オールレディース(7月13日~18日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。
<児島 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 渡邉 優美(福岡) 今年1コース1着率64%
2号艇 長嶋 万記(静岡) 今年2コース1着率27%
3号艇 向井田 真紀(広島) 今年3コース1着率0%
4号艇 森岡 まき(岡山) 今年4コース1着率9%
5号艇 今井 裕梨(群馬) 今年5コース1着率0%
6号艇 若狭 奈美子(岡山) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
<児島 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 浜田 亜理沙(埼玉) 今年1コース1着率69%
2号艇 藤田 美代(福岡) 今年2コース1着率10%
3号艇 土屋 実沙希(静岡) 今年3コース1着率16%
4号艇 西村 美智子(香川) 今年4コース1着率4%
5号艇 清水 沙樹(東京) 今年5コース1着率0%
6号艇 平田 さやか(東京) 今年6コース1着率0%
<児島 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 田口 節子(岡山) 今年1コース1着率79%
2号艇 香川 素子(滋賀) 今年2コース1着率21%
3号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年3コース1着率15%
4号艇 勝浦 真帆(岡山) 今年4コース1着率8%
5号艇 金田 幸子(岡山) 今年5コース1着率4%
6号艇 茶谷 桜(滋賀) 今年6コース1着率0%
準優10Rは2号艇の長嶋万記【写真上】がカギを握りそう。今節ここまで3・5・2・1・3・2・1着で予選4位通過。2日目からオール3連対と安定した走りを見せている。
ただ長嶋は未消化のF休みを抱えているせいか今節スタートはかなり自重ぎみ。ST順位は7走すべて3番手以下で、今節平均ST順位は4.57という遅い数字だ。準優10Rは3号艇に伸び足強力な向井田真紀がおり、4号艇には機力充実の森岡まきが入っているだけに、スタートで後手を踏むと苦しい展開になることは必至。長嶋が勝負どころでどんなスリットを見せるのか。
準優11Rで侮れないのは5号艇の清水沙樹【冒頭の写真】。今節手にしたモーター30号機は、前々節のSGグラチャンで高野哲史が予選3位の活躍を見せた注目機だ。清水は3日目まで2・4・4・5・2着とやや苦戦していたが、4日目10Rで4コース差しを決めて今節初白星を飾るなどリズム上昇ムード。30号機からパワーを引き出し始めている。
また機力だけでなく気力も高まっている印象。今節初日の体重は48.4キロだったが、4日目は47.2キロまで絞ってきた。清水にとって47.2キロは今年最軽量の数字だ。今年初優出に向けて気合入りの清水が準優11Rを面白くするのか。
準優12Rは4号艇の勝浦真帆に注目したい。今節7走のSTはコンマ07、11、11、02、08、08、10という抜群のキレ味。ゼロ台スタートを4本も決めるなど鋭い踏み込みを連発し、今節平均STコンマ08をマークしている。準優でも気迫のスリットを見せるのか。
勝浦は近況地元児島で予選突破が続いているが、昨年11月のオールレディースでは予選17位で準優5着、今年3月のヴィーナスシリーズでは予選13位で準優5着、今年5月の男女ダブル戦では予選11位で準優落水と、3節連続で準優の壁に跳ね返され続けている。今度こそ壁を打ち破って2018年男女ダブル戦以来となる2回目の地元優出をつかみたい。