
レースリポート

藤田美代の36号機など”グラチャン優出モーター”が軽快 児島
2021.07.15
児島オールレディース(7月13日~18日開催)は3日目が終了した。シリーズリーダー争いは浜田亜理沙(埼玉)と田口節子(岡山)の一騎打ちムードに。浜田が2・1・1・1・1着、田口が1・2・1・1・1着とし、得点率・上位着で並んでいるため、最高タイムの差で浜田が予選1位、田口が予選2位となっている。
さてシリーズ前半戦を終えた児島オールレディースだが、今節さすがの走りを見せているのが"SG優出モーター"たちだ。児島では6月末にSGグランドチャンピオンが開催されたばかり。
そこで優勝戦に進出したモーターが今節もパワーを発揮している。
グラチャンの優出モーターは以下のとおり。
・優勝戦1着 前本 泰和 21号機 (今節使用:金田幸子)
・優勝戦2着 菊地 孝平 36号機 (今節使用:藤田美代)
・優勝戦3着 湯川 浩司 52号機 (今節未使用)
・優勝戦4着 白井 英治 56号機 (今節使用:堀之内紀代子)
・優勝戦5着 峰 竜太 33号機 (今節未使用)
・優勝戦6着 松井 繁 59号機 (今節使用:西澤日花里)
とりわけ活躍が光るのは36号機だ。グラチャンでは菊地孝平が乗り、節間8走で6本も展示1番時計を出す快速パワーを披露。V争いを大いに沸かせて優出2着に入っていた。
今節はこの36号機を藤田美代(福岡)【冒頭の写真】が引き当て、5・2・1・1・4着で予選9位につける活躍。3日目4Rでは豪快な5コースまくり差しを決め、3連単3万9380円の高配当も提供した。ここまで5走すべて展示1番時計をマークするなど快速パワーをしっかり受け継いでいる藤田が、今節もV争いを面白くする存在となっている。

またグラチャンで白井英治が優出4着に入った56号機も動きいい。今節は地元の堀之内紀代子(岡山)【写真上】が手にし、1・2・4・1・5着で予選5位につけている。
グラチャンで前本泰和が優勝した21号機も今節は地元選手の手に渡り、金田幸子(岡山)がここまで3・4・1・3・5着で予選14位。4日目は5R1号艇と10R2号艇の内枠2走となっており、ランクアップしてくる可能性十分だろう。
59号機の西澤日花里(長崎)は初日6・6着と崩れたのが響いて予選突破は厳しい状況。ただ2日目から3・3・4着と中間着を並べており、4日目以降も舟券のカギを握る存在として注目しておきたい。