
レースリポート

池田奈津美らが久々の準優出へ勝負駆け 尼崎ヴィーナス
2021.07.09
尼崎ヴィーナスシリーズ(7月7日~12日開催)は3日目が終了した。宇野弥生(愛知)が3・1・1・1・1着と初日後半から4連勝で予選首位を快走。予選2位には遠藤エミ(滋賀)、予選3位には海野ゆかり(広島)がつけている。
さて4日目はシリーズリーダー争いや準優勝負駆けの一日になるが、注目カードには11Rをあげたい。
<尼崎 4日目 11R 予選特選>
1号艇 三浦 永理(静岡) 予選5位
2号艇 角 ひとみ(広島) 予選6位
3号艇 大瀧明日香(愛知) 予選7位
4号艇 中川 りな(福岡) 予選20位
5号艇 本部めぐみ(三重) 予選13位
6号艇 池田奈津美(福岡) 予選14位
※()内は支部
内枠3人は予選5、6、7位の好位置だ。三浦永理が今節手にしたモーター30号機はこれまで6節走って2優出1Vの好素性機。角ひとみのモーター6号機は2連対率42.3%で今節5位という注目機で、4月の一般戦で古賀千晶が節間5勝のピンラッシュを見せた以降も活躍が続いている。大瀧明日香のモーター31号機もこれまで6節走って2優出の実績がある。好モーターからしっかりパワーを引き出している3人がどんな勝負を演じるのか見逃せない。
4号艇の中川りなは3・5・4・4・2着で予選20位。今節手にしたモーター60号機は前節のG3企業杯で野村誠が優出する活躍を見せた注目機だが、まだ仕上げ切れていない印象だ。中川は現在女子賞金ランキング22位につけるなど今年活躍が光っているが、近況2節連続で予選落ち中とリズム下降ぎみ。今節は勝負駆けに成功して3節ぶりの予選突破を果たしたいところだ。

外枠の2人は久々の準優出がかかる。本部めぐみ【写真すぐ上】は2・1・5・1・5着で予選13位。3日目3Rで4コースまくりを決めて万舟券を出すなど軽快な走りを見せている。準優出となれば昨年6月の江戸川オールレディース以来で約1年1カ月ぶりだ。
池田奈津美【冒頭の写真】は3・2・5・3・2着で予選14位。白星こそないものの4本の連絡みで準優圏内まで上がってきた。準優出となれば昨年5月の若松ヴィーナスシリーズ以来で約1年2カ月ぶりだ。