レースリポート
宇野弥生が予選首位に浮上 3・1・1着は優勝への暗示!? 尼崎ヴィーナス
2021.07.08
尼崎ヴィーナスシリーズ(7月7日~12日開催)は2日目が終了した。宇野弥生(愛知)【冒頭の写真】が3・1・1着で予選首位に浮上。予選2位には2・2・1・2着の小野生奈(福岡)、予選3位には2・2・1着の三浦永理(静岡)がつけている。
宇野が今節手にしたモーターは2号機。2連対率28.5%は今節22位タイで、これまで6節走って1優出1Vという成績。前々節の一般戦(6月18日~22日開催)で香川素子が乗り、2・3・1・1・2・3・2・1・1着のオール3連対で優勝を飾った注目機だ。
宇野自身も前節の蒲郡ヴィーナスシリーズで優勝するなど近況2節連続優出中と好リズム。尼崎では2016年に男女ダブル戦で優勝歴があり水面相性にも不安はない。このままVロードを突き進んでも不思議ではないだろう。
ちなみに宇野は通算15回のV歴があるが、そのうち4回には節間成績にある共通点が見られる。
・2012年福岡女子リーグ 3・1・1・1・5・1・5・1・2・1着
・2016年尼崎男女ダブル戦 3・1・1・3・2・1・1・1・1・1着
・2020年児島オールレディース 3・1・1・3・1・3・1・4・1・1着
・2021年蒲郡ヴィーナスシリーズ 3・1・1・1・4・2・6・1・1着
開幕から3走して3・1・1着だったケースが実に4回もあるのだ。今節も奇遇なことにここまで3・1・1着。これは何かの暗示なのだろうか。強力2号機とのコンビで優勝を手にするのか注目したい。
また予選3位につける三浦永理【写真上】が今節手にしたモーター30号機も注目機。5月のGWレースで稲田浩二が乗って優勝するなど、これまで6節走って2優出1Vをマークしている。このモーターは平均展示順位1.91という快速パワーが魅力。過去6節で45走して展示1番時計が23本(51%)もある。三浦がこの30号機をどう仕上げてくるのか楽しみだ。