
レースリポート

準優はイン全敗の波乱 予選6位の宇野弥生が優勝戦1号艇! 蒲郡ヴィーナス
2021.06.30
蒲郡ヴィーナスシリーズ(6月25日~30日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<蒲郡 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 宇野 弥生(愛知) 優出87回目、優勝14回
2号艇 遠藤 エミ(滋賀) 優出116回目、優勝33回
3号艇 西橋 奈未(福井) 優出8回目、優勝1回
4号艇 谷川 里江(愛知) 優出278回目、優勝45回
5号艇 池田 浩美(静岡) 優出93回目、優勝13回
6号艇 高田ひかる(三重) 優出22回目、優勝4回
※()内は支部
準優3個レースは9Rが西橋奈未の5コースまくり差し、10Rが遠藤エミの4コースまくり、11Rが宇野弥生の2コースまくりと波乱が相次ぐ展開に。予選1位の倉持莉々は4着、予選2位の谷川里江は2着、予選3位の池田浩美も2着に終わった。
これで優勝戦1号艇を手にしたのは予選6位だった宇野弥生【冒頭の写真】だ。地元蒲郡ではこれが4回目の優出。通算14Vをマークしている宇野だが蒲郡ではまだ優勝がなく、悲願の当地初Vへ王手がかかった。
宇野の優勝戦1号艇はこれまで13回あり、その着順は4・6・1・2・1・5・6・2・1・2・1・1・1着。13戦6勝で1着率46%とやや苦戦ぎみだ。しかし現在3連勝中としており、この3走のSTはコンマ02、00、07という鋭さ。今節も気迫のスタートで先手を奪って逃げ切りを狙ってくるだろう。昨年11月の児島オールレディース以来となる約7カ月ぶりの優勝を目指す。

ただ2~6号艇には強敵がズラリと並ぶ。2号艇の遠藤エミは準優で4コースからトップスタートを決めてまくり一撃。今節平均STコンマ12は宇野(コンマ13)を上回って1位の数字だ。3号艇の西橋奈未【写真すぐ上】は準優で5コースまくり差し一閃。4日目には3コースまくり差しも決めるなど機力の充実ぶりが光っている。4号艇の谷川里江は今節ただ1人のオール3連対という安定ぶり。5号艇の池田浩美と6号艇の高田ひかるは今節トップタイの5勝をマークしている。また高田は近況外枠で前付けを見せるケースもあるだけに、優勝戦大外枠でどんなコース取りをするのかにも注目したい。