レースリポート
蒲郡ヴィーナス 池田浩美ら静岡支部勢が初日合計4勝の活躍
2021.06.26
蒲郡ヴィーナスシリーズ(6月25日~30日開催)が開幕した。初日メーンカードの12Rドリーム戦は1号艇の遠藤エミ(滋賀)が快勝。インからコンマ11のトップスタートを決めて力強く逃げ切った。2着には3号艇の大瀧明日香(愛知)、3着には4号艇の鎌倉涼(大阪)が入り、3連単1-3-4で1400円の2番人気決着となっている。
さて華々しく幕を開けた蒲郡ヴィーナスシリーズだが、初日に活躍が光ったのは静岡支部勢だ。今節出場している静岡勢は以下の8人。
・池田 浩美 予選4位 初日1・1着
・千葉 真弥 予選5位 初日1着
・三浦 永理 予選7位 初日2着
・鈴木 成美 予選9位 初日2・2着
・柴田 百恵 予選17位 初日1・6着
・松瀬 弘美 予選20位 初日3着
・森下 愛梨 予選27位 初日6・2着
・大石 真央 予選43位 初日6着
初日は8人合計で12走して1着4本、2着4本、3着1本をマーク。2連対率67%、3連対率75%の好成績を残した。
池田浩美【冒頭の写真】は4コースまくりとイン逃げで初日2連勝発進。G1優勝モーター74号機を引き当てて注目を集めるなか最高のスタートを切った。池田は昨年8月に蒲郡男女ダブル戦で優勝するなど当地3優出1Vの実績。今年1月の蒲郡ヴィーナスシリーズでも予選3位通過の活躍で優出5着に入ったばかりだ。今節もV争いを沸かせる存在となるのか。
千葉真弥は3Rでイン逃げを決めて白星発進。今節手にしたモーターは2連対率45位のワースト機だが遜色ない舟足を見せた。ちなみに千葉は3月以降に8節走っているが、"初日1走目"は8戦5勝という強さ。スタートダッシュが得意技となっている近況だ。
鈴木成美が今節手にしたモーター15号機は2連対率4位タイの好素性機。前節のG1蒲郡周年では毒島誠が乗って優出4着に入っていた。鈴木は初日2走を2・2着にまとめて予選9位につける好走。昨年9月の蒲郡オールレディース以来となる久々の準優出へ期待が高まってきそうな今節だ。
2日目は12レース中8レースに静岡勢が登場。舟券のカギを握ってくる存在になるのか注目したい。