レースリポート
2日目ドリームは1号艇の小野生奈vs中枠2人の構図か 桐生オールレディース
2021.06.19
桐生オールレディース(6月18日〜23日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「桐生ドリーム」は1号艇の松本晶恵(群馬)が地元の期待に応えて快勝。インからコンマ12の好スタートで逃げ切った。松本は7Rでも3コースまくり差しで1着を奪っており、初日2連勝で予選首位に立つ好発進となった。
さて2日目のメーンカードは12R「ドラ恋ドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<桐生 2日目 12R ドラ恋ドリーム>
1号艇 小野 生奈(福岡) 今年1コース1着率74%
2号艇 廣中 智紗衣(東京) 今年2コース1着率11%
3号艇 櫻本 あゆみ(東京) 今年3コース1着率25%
4号艇 山川 美由紀(香川) 今年4コース1着率18%
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年5コース1着率15%
6号艇 中谷 朋子(兵庫) 今年6コース1着率11%
※()内は支部
絶好枠で登場するのは小野生奈【冒頭の写真】。初日は10Rで2コースまくりを決めて白星発進とし、予選2位につける好スタートとなった。
小野は今年インで27戦20勝の1着率74%という上々の数字。ただ前節の江戸川オールレディースでは初日12Rでイン戦3着、前々節の若松SGボートレースオールスターでも初日2Rでイン3着、その前の丸亀ヴィーナスシリーズでは2日目11Rでイン戦2着と、近況3節連続で当節最初の1号艇ではインから逃げ切れず敗れている。今節こそ、このドリーム戦1号艇できっちり勝ち切ってV争いを優位に進めたいところだ。
侮れないのは中枠の2人、櫻本あゆみ【写真すぐ上】と山川美由紀だろう。櫻本が今節手にしたモーター69号機は、前々節に表憲一が乗って優出4着に入る活躍。前節は黒柳浩孝が乗って11走で10本も展示1番時計を出す快速ぶりを見せていた注目機だ。櫻本は初日2Rで4コースまくりを決めてさっそく前評判どおりの好パワーを披露している。今年3コースで16戦4勝の1着率25%をマークしている櫻本が、ドリーム戦3号艇で思い切った攻めを見せる可能性十分だろう。
山川は初日2・1着で予選8位につける好発進。今節手にしたモーター57号機は最近6節連続で予選落ちと近況気配いまひとつで、前検タイムも43位と振るわなかったが、初日はそれを感じさせない走りを見せていた。初日2走ともトップスタートを決めていた山川が、ドリーム戦4号艇でカド速攻を狙ってくるのか。