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レースリポート

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住之江オールレディース 今節は”1R”が面白い 人気は海野ゆかり

2021.06.14

住之江オールレディース(6月12日~17日開催)は2日目が終了した。12Rの「アクアドリーム」は1号艇の平高奈菜(香川)がイン逃げで快勝。2着に2号艇の遠藤エミ(滋賀)、3着に6号艇の原田佑実(大阪)が入り、3連単1-2-6で2960円の13番人気決着となった。平高はこれで開幕3連勝として予選首位に立っている。

 さてシリーズ中盤戦に入る住之江オールレディースだが、3日目の注目カードに挙げてみたいのが「1R」だ。

<住之江 3日目 1R 予選>
1号艇 田中 博子(福岡・B2級) 今年1コース1着率25%
2号艇 高憧 四季(大阪・B1級) 今年2コース1着率8%
3号艇 佐藤 享子(大阪・B2級) 今年3コース1着率0%
4号艇 海野ゆかり(広島・A1級) 今年4コース1着率9%
5号艇 渡辺 千草(東京・B1級) 今年5コース1着率5%
6号艇 浜田亜理沙(埼玉・A2級) 今年6コース1着率8%
 ※()内は支部と級別

 今節の1Rは、内枠3人にB級が並び、4号艇にA級が入るという"4号艇シード"のような番組が連日組まれている。ただ初日1RはB2級の西茂登子がインから逃げ切って3連単2680円、2日目1RはB1級の計盛光が2コースから差して3連単7080円と、本命サイドではない決着が続いてきた。果たして3日目はどうか。

 3日目1Rの4号艇に指名されたのは海野ゆかり【冒頭の写真】だ。2日目に3コースまくり差しとイン逃げで鮮やかな2連勝をマーク。4・1・1着で予選4位まで上がってきた。それだけにこの1Rは人気を背負うことになりそう。3連勝なるか注目が集まる。

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迎え撃つ1号艇は120期の田中博子【写真上】だ。インは通算11戦1勝という成績。前々節の児島ヴィーナスシリーズで自身初のイン逃げを決めたばかりだ。内コースで成績を上げ始めている近況だけに、ここも勝ち切って自信を深める1走にしたい。
 2号艇に座る124期の高憧四季も楽しみだ。前々節の鳴門ヴィーナスシリーズで2コースまくりを決めて自身2コース初白星をマーク。すると前節の唐津ほぼ女子戦でも2コースまくりを決めてすぐさま自身2コース2勝目を挙げた。こちらも内コースで成績を上げ始めているだけに侮れない存在になる。

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