レースリポート
山川波乙がデビュー初準優出へ勝負駆け 江戸川オールレディース
2021.06.08
江戸川オールレディース(6月6日~11日開催)は3日目が終了した。竹井奈美(福岡)と長嶋万記(静岡)が5走48点の得点率9.60で首位並走。1・5・1・1・1着の竹井が2・1・1・1・3着の長嶋を上位着差で上回って現在予選1位となっている。
3日目を終えての予選上位18人は以下のとおり(※今節は準優2個レース制のため予選突破は12位まで)。
1位 竹井 奈美(福岡) 9.60
2位 長嶋 万記(静岡) 9.60
3位 堀之内紀代子(岡山) 8.80
4位 渡邉 真奈美(東京) 8.80
5位 富樫 麗加(東京) 8.60
6位 寺田 千恵(岡山) 8.20
7位 高石 梨菜(東京) 7.60
8位 小野 生奈(福岡) 7.40
9位 岩崎 芳美(徳島) 7.40
10位 西村 美智子(香川) 7.40
11位 宮本 紀美(東京) 7.20
12位 山川 波乙(三重) 7.00
―――予選突破ボーダーライン―――
13位 松瀬 弘美(静岡) 6.60
14位 後藤 美翼(東京) 6.60
15位 西舘 果里(東京) 6.40
16位 茶谷 桜(滋賀) 6.25
17位 大橋 栄里佳(福岡) 6.20
18位 寺島 美里(東京) 6.00
注目したいのは地元の富樫麗加【写真すぐ上】だ。3日目は4Rで4コースまくり、10Rでイン逃げを決めて2連勝を飾る活躍。2日目の5コースまくり差しと合わせて3連勝となった。富樫はこれまで2連勝は10回以上あったが、3連勝は意外にも自身初。これで6・3・1・1・1着として予選5位まで浮上している。4日目は12R3号艇の1回走りで、連勝を伸ばすのか注目だ。
地元勢では高石梨菜も4・2・1・2・2着で予選7位につける活躍ぶり。今節手にしたモーター27号機は2連対率1位で、5月の男女ダブル戦で中川りなが乗ってデビュー初Vを飾ったモーターだ。注目機が前評判どおりのハイパワーで今節も暴れ回っている。高石はもし準優出となれば2013年8月の浜名湖オール女子戦以来、約7年10カ月ぶりと久々で自身2回目。4日目は1R4号艇と5R1号艇で登場する。
そして山川波乙【冒頭の写真】が2・1・2・5・3着で予選12位。デビュー初準優出を狙える位置につけている。今節手にしたモーターは2連対率15位の32号機。前検トップタイムをマークし、ここまで5走すべて展示1番時計と快速パワーを見せている。
山川は三重支部に所属しているが、江戸川出場は今節がもう5節目。当地通算43走もしており、これは山川にとっては全国24場のなかで地元の津(通算46走)に次いで2番目に多い数字だ。走り慣れた江戸川でデビュー初準優出をつかむのか注目したいところ。4日目は6R3号艇と12R6号艇で勝負駆けに挑む。