レースリポート
富樫麗加ら地元東京支部勢が24レース中21レースで連絡み 江戸川
2021.06.07
江戸川オールレディース(6月6日~11日開催)は2日目が終了した。長嶋万記(静岡)が2日目連勝をマーク。2・1・1・1着で予選首位に浮上した。
さてシリーズ序盤の2日間を終えた江戸川オールレディースだが、見逃せない存在となっているのが地元の東京支部勢だ。今節は東京支部から大量13人が参戦。出場全45人の3割近くを占めている。
その東京勢が今節は舟券の大きなポイントに。2日目までの東京支部の連絡み状況は以下のとおりだ。
初日1R 1着:大橋由珠
初日2R 1着:渡邉真奈美
初日3R 2着:後藤美翼、3着:生田波美音
初日4R 3着:西舘果里
初日5R 3着:寺島美里
初日6R 2着:宮本紀美
初日7R 1着:渡邉真奈美、3着:大橋由珠
初日8R 2着:高石梨菜
初日9R 1着:西舘果里、2着:後藤美翼
初日10R 3着:生田波美音
初日11R 2着:田村美和、3着:寺島美里
初日12R
2日目1R 1着:宮本紀美、3着:石井裕美
2日目2R 3着:黒澤めぐみ
2日目3R 3着:生田波美音
2日目4R 1着:高石梨菜、3着:西舘果里
2日目5R 3着:富樫麗加
2日目6R 3着:寺島美里
2日目7R 2着:石井裕美
2日目8R
2日目9R 1着:富樫麗加
2日目10R 2着:黒澤めぐみ
2日目11R 3着:渡邉真奈美
2日目12R
ここまで2日間で24レースが行われ、すべてのレースに東京支部の選手が1人以上出走。そして実に21レースで連絡みをマークしている。合計すると1着7本、2着7本、3着13本で3連対27本という堂々たる数字だ。今節は渡辺千草や永井聖美、廣中智紗衣、平田さやか、櫻本あゆみ、清水沙樹、藤原菜希、倉持莉々といった主力級を数多く欠いている布陣だが、それをまったく感じさせない戦いぶりを披露している。
渡邉真奈美が1・1・3着で予選2位の活躍を見せており、高石梨菜【写真すぐ上】は2連対率1位のモーターとのコンビで4・2・1着で予選9位につける健闘。富樫麗加【冒頭の写真】は2日目9Rで圧巻の5コースまくり差しを決めて予選10位に浮上し、ベテランの宮本紀美も予選12位と奮起している。準優圏内に東京勢が4人入っている状態だ(※今節は準優2個レース制のため予選突破は12位まで)。
また予選13位に後藤美翼、予選15位に寺島美里、予選17位に西舘果里、予選19位に黒澤めぐみとボーダーのすぐ下にも東京勢が数多く並んでいる。江戸川の波風を巧みに乗りこなしている地元の東京支部勢が、今節のレースも舟券も面白くしていることは間違いない。