レースリポート
戸田オールレディース 優勝戦は細川裕子vs田口節子の一騎打ちか
2021.06.04
戸田オールレディース(5月31日~6月5日開催)は5日目が終了。優勝戦に進むメンバーが決まった。
<戸田 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知) 今年1コース1着率52%
2号艇 田口 節子(岡山) 今年2コース1着率32%
3号艇 三浦 永理(静岡) 今年3コース1着率21%
4号艇 櫻本あゆみ(東京) 今年4コース1着率11%
5号艇 日高 逸子(福岡) 今年5コース1着率0%
6号艇 津田 裕絵(山口) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の細川裕子【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝。ポールポジションを獲得した。細川の優勝戦1号艇は過去11回あるが、3・1・不・3・3・2・F・1・2・1・4着。11戦3勝で1着率27%と苦戦している。前々節の江戸川男女ダブル戦(5月13日)でも優勝戦1号艇でイン戦4着に敗れ、中川りなにデビュー初Vを献上したばかりだ。今回こそ白いカポックできっちり勝ち切って優勝を手にしたい。
今節の細川は3回あったイン戦でいずれも1着と好調ムード。戸田はイン受難水面として名高いが、細川は戸田のイン戦で現在6連勝中と相性が良い。イン戦では1マークでターンが流れて差し切られるケースが多い細川だが、水面が狭い戸田では流れないよう丁寧に回るせいか差されるケースが少なめだ。今回の優勝戦でもイン先マイで他艇を置き去りにする姿が見られるのか。
対抗一番手は田口節子【写真すぐ上】だろう。今年2コースは19戦6勝で1着率32%の好成績。過去に優勝戦2コースで9回も勝った経験があり、そのうちのひとつが2012年9月戸田女子リーグでの2コースまくりだ。戸田3回目の優勝を再び黒いカポックで飾るのか。
ちなみに細川は今年9回目の優出で、これは女子単独トップの数字。田口は今年8回目の優出で、細川に次ぐ2位タイの数字だ。しかし2人ともまだ今年優勝ゼロ。優勝戦で誰よりも悔しい思いを重ねてきた2人が、今年初Vをかけて戸田で激突する。