レースリポート
遠藤エミが準優1着でデビュー通算800勝達成! 徳山オールレディース
2021.05.22
徳山オールレディース(5月18日~23日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<徳山 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今年1コース1着率78%
2号艇 富樫 麗加(東京) 今年2コース1着率31%
3号艇 細川 裕子(愛知) 今年3コース1着率0%
4号艇 中里 優子(埼玉) 今年4コース1着率0%
5号艇 池田 浩美(静岡) 今年5コース1着率17%
6号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今年6コース1着率5%
※()内は支部
優勝戦1号艇に座るのは遠藤エミ【冒頭の写真】。1・1・3・1・3・2・1・1・6・1着の活躍でポールポジションを手にした。今年4回目、通算33回目の優勝へ死角なしか。
なお遠藤は5日目12R準優での1着で、デビュー通算800勝を達成。2008年5月6日のデビューから約13年でまた新たな節目に到達した。
【遠藤エミ 年次別成績】
2008年 3勝
2009年 6勝 1優出
2010年 17勝
2011年 27勝 4優出
2012年 44勝 6優出1V
2013年 65勝 10優出2V
2014年 60勝 8優出
2015年 104勝 15優出7V
2016年 103勝 16優出4V
2017年 97勝 12優出5V
2018年 92勝 15優出6V
2019年 81勝 10優出3V
2020年 50勝 10優出1V
2021年 51勝 7優出3V
昨年は年間50勝と苦戦した遠藤だったが、今年は完全に復調してすでに51勝と昨年を上回る数字。2015年にマークした年間104勝という自己ベストを上回るペースでピンラッシュを見せている。
今年51勝は現在女子トップ。男子を含めても前本泰和(56勝)、萩原秀人(56勝)、市橋卓士(52勝※5月21日時点)に次ぐ4位という好成績だ。今年の遠藤には2001年の大島聖子以来となる女子による最多勝利受賞という快挙へも期待が高まってくるかもしれない。そのためにもまずは優勝戦を勝って今年52勝目を挙げたいところだ。
ただ、優勝戦を戦うライバルたちも強力だ。2号艇の富樫麗加【写真すぐ上・中央】は今節2コースで2勝を挙げるなど今年2コース1着率31%の好成績。3号艇の細川裕子は準優で2コース差しを決めてパワーを見せつけていた。4号艇の中里優子は2016年徳山オールレディース覇者で当地2Vと徳山好相性。5号艇の池田浩美と6号艇の浜田亜理沙はアウトからの連絡みが多い選手だけに舟券のカギとなってきそうだ。