レースリポート
藤崎小百合らレディースチャンピオン勝負駆け組が好走中 徳山
2021.05.19
徳山オールレディース(5月18日~23日開催)は2日目が終了した。2日目12Rの「ドリーム戦2nd」は、1号艇の海野ゆかり(広島)がイン逃げで快勝。海野は前半6Rでも2コース差しで1着を奪っており、2日目連勝で5・3・1・1着として予選5位まで急上昇している。
さてV争いが徐々にヒートアップしてきた徳山オールレディースだが、今節はもうひとつ大きな注目点がある。レディースチャンピオンの出場権をかけた勝負駆けだ。浜名湖レディースチャンピオンの選考期間は昨年6月1日~今年5月31日。締め切りまでもう2週間を切っている。
現時点での出場ボーダー勝率は5.45前後。今節出場メンバーでは選考勝率5.38の中里優子(埼玉)、5.33の藤崎小百合(福岡)【冒頭の写真】、5.30の渡辺千草(東京)、同じく5.30の新田有理(広島)【写真すぐ上】らが勝負駆けの状況だ。
中里は今節ここまで2・6・1着で予選12位。2日目9Rでは5コースからコンマ09のトップスタートでまくりを決めて3連単9650円の中穴を提供した。2大会ぶり18回目のレディースチャンピオン出場に向けて気迫のレースを見せている。
藤崎はここまで2・4・1着で予選8位。2日目2Rではインからコンマ11の好スタートで逃げを決めている。藤崎にとって徳山は優出ゼロと相性の良くない水面だが、7大会連続12回目のレディースチャンピオン出場に向けて相性は気にしていられない状況だ。
渡辺はここまで1・4・3着で予選15位。初日1Rで4コースまくり差しの好走を見せている。渡辺はレディースチャンピオン出場32回の大会最多タイ記録保持者。今節残り4日間で底力を見せるのか注目だ。
新田はここまで1・4・4着で予選17位。初日3Rでイン逃げを決めて白星スタートを切ったが、2日目は4・4着と苦しい展開に。レディースチャンピオン初出場に向けて正念場を迎えている。