
レースリポート

不思議なめぐり合わせ 昨年びわこと同じ予選4位&同じモーターで守屋美穂が再現Vへ
2021.05.02
びわこヴィーナスシリーズ(4月29日~5月4日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバー18人が決まった。
<びわこ 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 松本 晶恵(群馬) 通算107優出20V
2号艇 守屋 美穂(岡山) 通算94優出18V
3号艇 廣中 智紗衣(東京) 通算38優出6V
4号艇 中澤 宏奈(東京) 通算5優出0V
5号艇 角 ひとみ(広島) 通算200優出28V
6号艇 山本 梨菜(佐賀) 通算0優出0V
※()内は支部
<びわこ 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 山川 美由紀(香川) 通算365優出80V
2号艇 山下 友貴(静岡) 通算25優出6V
3号艇 五反田 忍(大阪) 通算71優出10V
4号艇 水野 望美(愛知) 通算25優出2V
5号艇 土屋 実沙希(静岡) 通算15優出1V
6号艇 高憧 四季(大阪) 通算1優出0V
<びわこ 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 通算113優出31V
2号艇 竹井 奈美(福岡) 通算70優出8V
3号艇 中田 夕貴(埼玉) 通算7優出0V
4号艇 松尾 夏海(香川) 通算10優出0V
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 通算74優出7V
6号艇 前原 哉(岡山) 通算1優出1V
3個レースいずれも激戦必至の好カードだが、なかでも注目したいのは10Rだ。
1号艇に座るのは予選3位通過の松本晶恵。初日ドリーム戦で2コース差しを決めるなど2・1・2・1・5・1・1・3着の活躍で勝ち上がってきた。松本は今年まだ1優出と苦戦が続いており、今年の女子賞金ランキングも現在23位と出遅れているだけに、ここはきっちり勝ち切って1月の蒲郡ヴィーナスシリーズ以来となる7節ぶりの優出をつかみたい。
対抗一番手は2号艇の守屋美穂【冒頭の写真】。昨年7月のびわこオールレディースで自身が乗って優勝したモーター18号機と再タッグを組み、予選4位通過と上々の走りを見せてきた。守屋は今年2コースで11戦7勝の1着率64%という驚異的な強さ。今節も2コース2走はいずれも1着としているだけに目が離せない。ちなみに守屋は昨年7月のびわこオールレディースのときも予選4位通過で、準優で2コース差し、優勝戦でも2コース差しを決めて優勝している。あのときと同じモーターで同じ展開のVロードを歩むのか。

舟券のカギを握るのは3号艇の廣中智紗衣【写真すぐ上】だろう。廣中は最近1年間で準優に14回乗っているが、その着順は2・6・2・3・3・1・6・2・3・2・4・2・5・2着。3着までの絡みが実に10回もあって3連対率は71%。勝負どころで大崩れしない走りに定評がある。また最近1年間で準優3号艇は4回あり、2・6・2・2着と3回も2着を取っている。優出争いのキーパーソンになってきそうだ。
また、4号艇の中澤宏奈は前節Fを切ったばかりだけにスタートがカギになってきそう。5号艇の角ひとみは休みなしの5節連続出場という過酷なスケジュールのなか準優まで勝ち上がってきた。6号艇の山本梨菜はこれが5回目の準優出で、デビュー初優出を目指す。