レースリポート
2日目12Rドリーム戦は松本晶恵vs浜田亜理沙の名勝負再び!?
2021.04.15
多摩川ヴィーナスシリーズ(4月15日~20日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「えなこドリーム戦」は1号艇の小野生奈(福岡)がイン逃げで快勝。2着に4号艇の富樫麗加(東京)、3着に2号艇の中村桃佳(香川)が入り、3連単1-4-2で2950円の10番人気決着となっている。
さて2日目のメーンカードは12Rの「リップルドリーム戦」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<多摩川 2日目 12R リップルドリーム戦>
1号艇 松本 晶恵(群馬) 今年1コース1着率79%
2号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今年2コース1着率31%
3号艇 倉持 莉々(東京) 今年3コース1着率8%
4号艇 今井 美亜(福井) 今年4コース1着率13%
5号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今年5コース1着率10%
6号艇 櫻本あゆみ(東京) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
焦点に挙げたいのは1号艇の松本晶恵【冒頭の写真】と5号艇の浜田亜理沙【写真すぐ上】だ。2人は先日の大村オールレディース(3月21日)2日目12Rのドリーム戦で大激戦を繰り広げたばかり。1号艇の松本晶恵がインから先マイするも、6号艇の浜田亜理沙が6コースから強烈なまくりで襲い掛かり、バック直線で2艇ラップ状態に。道中接戦を制した浜田に軍配が上がり、3連単4万5210円の大穴決着となった。
あの激闘から1カ月も経たずまた2人は"2日目12Rドリーム戦"で同走することに。しかも松本がファン投票2位で1号艇、浜田がファン投票10位で5号艇になり、また絶好枠と外枠で対峙する展開となった。
2人の縁はまだある。浜田が今節手にしたモーターは28号機。これは2月のG1関東地区選手権で松本が乗り、5コースまくり差しで9万円券を出すなど節間3勝の活躍を見せたモーターだ。松本にとっては素性をよく知っているモーターだけに、これを敵に回したとき戦いやすくなるのか戦いづらくなるのか見ものでもある。
2人は初日の結果で明暗をわけた。浜田は初日6Rの6号艇で2着と好走。今節また外枠で大暴れしそうな気配十分だ。逆に松本は初日11Rの6号艇でまさかの転覆。減点5を喫して予選40位と大きく出遅れており、ここは巻き返したいドリーム戦1号艇になる。