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レースリポート

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優勝戦2号艇で1着率43%の平高奈菜がカギ握る 浜名湖オールレディース

2021.04.12

 浜名湖オールレディース(4月8日~13日開催)は5日目が終了。優勝戦に進むメンバーが決まった。

<浜名湖最終日12R優勝戦>
1号艇 池田 浩美(静岡) 今年1コース1着率56%
2号艇 平高 奈菜(香川) 今年2コース1着率27%
3号艇 倉田 郁美(静岡) 今年3コース1着率38%
4号艇 松瀬 弘美(静岡) 今年4コース1着率8%
5号艇 平山 智加(香川) 今年5コース1着率0%
6号艇 細川 裕子(愛知) 今年6コース1着率9%
 ※()内は支部

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 予選トップ通過の池田浩美【写真すぐ上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得した。池田は今年インで18戦10勝の1着率56%。その着順が興味深く、1・6・1・1・転・2・4・3・6・3・5・1・1・1・1・1・1・1着となっている。1月末から3月中旬にかけてイン7連敗というまさかの大苦戦があったが、一転して3月中旬から現在までイン7連勝中という強さだ。池田は前期イン1着率82%(27戦22勝)で堂々の女子1位タイだった。近況その力を取り戻してきたといえるだろう。2015年度と2017年度に続く3回目の地元オールレディース制覇に向け、大一番でどんな走りを見せるのか注目したい。

 対抗一番手はやはり2号艇の平高奈菜【冒頭の写真】だろう。平高は最近2年間(2019年4月13日~2021年4月12日)で優勝戦2号艇が7回あるが、1・5・1・5・1・2・2着と3勝もマークしており1着率は驚異の43%だ。前節の福岡ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vに向け、2コースから鋭い差しハンドルで迫ってくるに違いない。

 侮れないのは3号艇の倉田郁美だろう。今年3コースは8戦3勝で1着率38%の好成績。しかも前々節の尼崎戦で3コースまくり、前節の大村戦で3コースまくり差し、今節の浜名湖戦初日で3コース抜きと、近況3節連続で3コースから1着を奪う好調ぶりだ。内枠の池田と平高をさばき切るイメージはできているはず。2連対率3位タイの好モーター66号機を駆る地元の倉田が、現モーターの使い納めで波乱を起こしても不思議ではないだろう。

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