レースリポート
2日目ドリーム戦は1号艇・遠藤エミvs4号艇・竹井奈美の激闘再び 福岡
2021.04.01
福岡ヴィーナスシリーズ(4月1日~6日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「ドリームレース」は1号艇の大山千広(福岡)が快勝。インからコンマ08のトップスタートで逃げ切った。2着に2号艇の海野ゆかり(広島)、3着に3号艇の川野芽唯(福岡)が入り、3連単1-2-3で680円の1番人気決着となっている。
さて2日目のメーンカードは12R、ダブルドリームの後半戦だ。以下のメンバーで争われる。
<福岡 2日目 12R ドリーム>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今年1コース1着率81%
2号艇 小野 生奈(福岡) 今年2コース1着率20%
3号艇 寺田 千恵(岡山) 今年3コース1着率 8%
4号艇 竹井 奈美(福岡) 今年4コース1着率31%
5号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今年5コース1着率13%
6号艇 日高 逸子(福岡) 今年6コース1着率 0%
※()内は支部
本命は今年イン16戦13勝で1着率81%の1号艇・遠藤エミ【冒頭の写真】で揺るぎないところ。データ的に対抗一番手は今年4コース13戦4勝で1着率31%をマークしている4号艇・竹井奈美【写真下】か。
1号艇に遠藤、4号艇に竹井といえば、先日の大村オールレディース(3月20日~25日開催)で2度の激戦を繰り広げたのが記憶に新しいところ。初日ドリーム戦で竹井が4コースからまくってインの遠藤を3着に沈めると、5日目の準優では竹井の4コース差しを抑えて遠藤が雪辱のイン逃げを決めた。どちらのレースも緊迫感ある手に汗握る攻防だった。果たして今節はどんな勝負を見せるのか。
遠藤が今節手にしたモーター56号機は2連対率28.3%で今節29位。初日からさっそくピストンリング4本、ピストン2個、クランクシャフトを交換する大整備に着手した。3Rで2コース差しを決めて1着を奪ったが、勝ちタイムは1分50秒6という平凡な数字。12Rで大山千広がマークした初日1番時計(1分48秒9)と比べると1秒7も遅いタイムだった。今節はまず機力の立て直しが最優先課題となってきそうだ。