鳴門ヴィーナスシリーズ　小池礼乃が自己新の4連勝で首位快走！

　ボートレース鳴門（モーニング）のヴィーナスシリーズ第3戦（4月25日～30日開催）は26日、予選2日目が終了した。2日目メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の鎌倉涼（大阪出身・大阪支部）が1コースから逃げ切り快勝。2着に3号艇の若狭奈美子（岡山出身・岡山支部）、3着に2号艇の前田紗希（埼玉出身・埼玉支部）が入り、3連単1-3-2で1520円の7番人気となった。なお鎌倉の勝ちタイムは1分47秒0で、来年2月鳴門の第2回スピードクイーンメモリアルの鳴門選考1位タイとなっている。

　さてシリーズ中盤に入る鳴門だが、3日目の最注目カードは12Rだ。

＜鳴門 3日目 12R 特選＞
1枠 實森　美祐（広島・広島）予選21位
2枠 山田　理央（愛媛・香川）予選3位
3枠 来田　衣織（兵庫・兵庫）予選27位
4枠 小池　礼乃（福岡・福岡）予選1位
5枠 湯淺　紀香（群馬・群馬）予選2位
6枠 松尾　夏海（愛媛・香川）予選5位
※()内は出身・支部の順

　予選1～3位の小池礼乃、湯淺紀香、山田理央が直接対決する大一番が組まれた。

　小池礼乃（福岡出身・福岡支部34歳）【冒頭の写真】は1･1･1･1着の開幕4連勝。5コースまくり差し、2コース差し、1コース逃げ、3コースまくり差しと快走を連発してきた。これまで3連勝は2回経験していたが、4連勝は自身初だ。

　小池は昨年6月の鳴門オールレディースで優出2着に入り、デビュー初Vまであと一歩に迫ったのが記憶に新しいところ。好相性水面で今節も大暴れしており、再び初Vへの期待が高まってきそうだ。

　また小池は今期勝率が今節開幕時点で5.22だったが、この4連勝で一気に5.44まで急上昇。5期ぶりのA2級復帰へチャンスが出てきた（※A2級ボーダーは現在5.45前後）。

　小池の3日目は3R3号艇と12R4号艇の中枠2走。連勝が続くのか注目が集まる。

　予選2、3位は湯淺紀香【写真上】と山田理央の129期勢だ。湯淺は1･1･2着、山田は2･1･2着でともにオール2連対をマークしている。

　湯淺は初日2Rで5コースまくり差しを決めて3連単5万円台の高配当を出しているだけに、この3日目12Rの5号艇でも目が離せないところ。山田も初日11Rで2コースから1着を奪って3連単3万円台の高配当を出しており、この3日目12Rの2号艇では人気の一角となってきそうだ。