
レースリポート

津オールレディース 細川裕子が逃げて当地初V! 女子賞金13位に急上昇
2025.04.24
ボートレース津のオールレディース(4月19日~24日開催)が終了した。24日の優勝戦は1号艇の細川裕子(愛知出身・愛知支部43歳)【写真2枚】が快勝。1コースからコンマ10のスタートを決め、1マークを先マイして逃げ切った。2着に3号艇の宇野弥生(埼玉出身・愛知支部)、3着に4号艇の浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部)が入り、3連単1-3-4で950円の2番人気となっている。
勝った細川は昨年10月の尼崎ヴィーナスシリーズ以来となる優勝で通算17V。津では5回目の優出で当地初Vとなった。

流れを変える優勝だった。細川は今年ここまで8節走って優出ゼロとリズムいまひとつで、今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点で26位とやや出遅れていた。しかし今節は1・1・4・1・1・1・3・1・3・1・1着と節間8勝のピンラッシュを披露。この6日間で約245万円(優勝賞金125万円)の大きな賞金の上積みに成功し、女子賞金ランキングは一気に13位まで急上昇した。2年連続7回目のクイーンズクライマックス出場をめざすうえで、今節は重要なターニングポイントになったに違いない。
細川は次節5月1日からのびわこオールレディースを走り、次々節は5月13日から地元常滑でのG2レディースオールスターに臨む。勢いに乗ってきた細川が、5月の大一番で悲願の女子ビッグレース初Vを手にするのか注目したい。
優勝戦2着の宇野弥生は賞金75万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは今節開幕前の14位から10位に浮上した。宇野も次節はびわこオールレディース、次々節は地元の常滑G2レディースオールスターに出場予定。リズムを上げてきた愛知支部勢がレディースオールスターでも目が離せない存在になってきそうだ。
【2025年女子賞金ランキング】(24日20時)
1位 平高 奈菜 26,575,065円
2位 守屋 美穂 16,059,532円
3位 川野 芽唯 14,355,000円
4位 浜田亜理沙 14,185,000円(津優勝戦3着)
5位 遠藤 エミ 13,745,332円
6位 渡邉 優美 12,911,000円
7位 三浦 永理 12,903,546円
8位 川井 萌 12,858,089円
9位 海野ゆかり 12,197,000円
10位 宇野 弥生 11,866,066円(津優勝戦2着)
11位 寺田 千恵 11,363,000円
12位 實森 美祐 11,201,066円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 細川 裕子 11,037,813円(津優勝戦1着)
14位 岩崎 芳美 10,921,000円
15位 勝浦 真帆 10,833,066円
16位 山川美由紀 10,824,733円
17位 長嶋 万記 10,598,813円
18位 清埜 翔子 10,378,000円
19位 土屋 千明 10,362,000円(津優勝戦5着)
20位 山口真喜子 10,068,000円
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42位 喜井つかさ 7,304,466円(津優勝戦6着)
113位 大橋栄里佳 4,275,266円(津優勝戦4着)