平和島ヴィーナス　準優1号艇は藤堂里香、片岡恵里、清埜翔子がゲット!

　ボートレース平和島のヴィーナスシリーズ第2戦（4月13日～18日開催）は16日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。17日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。なお4日目は追い風水面で、1Rでは大久保佑香、石村日奈那、沼田七華がF。4R以降は安定板が装着されたが、8Rでは4カドの長嶋万記もFに散った。

＜平和島 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 藤堂　里香（福井・福井）通算18優出1V
2枠 平山　智加（香川・香川）通算165優出42V
3枠 清水　沙樹（千葉・東京）通算34優出8V
4枠 廣中智紗衣（愛知・東京）通算58優出8V
5枠 中北　　涼（愛知・長崎）通算0優出0V
6枠 豊田　　結（静岡・静岡）通算4優出0V
※()内は出身・支部の順

　準優10Rの1号艇は藤堂里香（福井出身・福井支部37歳）【冒頭の写真】。1･3･2･1･2･4･3着で予選3位に入り、昨年11月の三国オールレディース（予選2位）に続く自身2回目の準優1号艇を手にした。藤堂は今期1コースで19戦13勝の1着率68％とまずまずの数字。4日目8Rでは1コースから1マークを先マイするもターンが流れて3着に終わっているだけに、その反省を生かして準優では逃げ切りたい。

　侮れないのは3号艇の清水沙樹か。前節の江戸川男女ダブル戦の優勝戦で3コースまくりを決めて優勝を飾ったばかり。勝負どころで思い切った攻めを見せるケースが多いだけに目が離せない。

＜平和島 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 片岡　恵里（岡山・山口）通算44優出5V
2枠 寺田　千恵（福岡・岡山）通算355優出75V
3枠 若狭奈美子（岡山・岡山）通算18優出2V
4枠 今井　裕梨（群馬・群馬）通算34優出5V
5枠 坂野さくら（石川・福井）通算0優出0V
6枠 松本　　怜（福岡・福岡）通算2優出0V

　準優11Rの1号艇は片岡恵里（岡山出身・山口支部45歳）【写真上】。2･2･3･2･3･2･1着のオール3連対で予選2位に入った。片岡は今節開幕時点で今期勝率が5.31だったが、この活躍で5.46まで大幅にアップ。2期連続のA2級キープへ大きく前進した（※A2級ボーダーは現在5.42前後）。

　片岡はこれで5節連続の準優出と近況好リズム。ただ最近4節の準優成績は3･6･3･3着で、あと一歩で優出を逃す悔しいケースが続いてきた。今節こそ優出切符をつかみ取りたいところ。昨年7月の桐生オールレディース以来となる約9カ月ぶりの優出を狙う。

＜平和島 5日目 12R 準優勝戦＞
1枠 清埜　翔子（埼玉・埼玉）通算23優出4V
2枠 實森　美祐（広島・広島）通算26優出2V
3枠 櫻本あゆみ（栃木・群馬）通算41優出3V
4枠 関野　　文（大阪・大阪）通算18優出0V
5枠 前原　　哉（岡山・岡山）通算5優出1V
6枠 刑部亜里紗（静岡・静岡）通算8優出0V

　準優12Rの1号艇は清埜翔子。1･5･1･1･1･1･3着の大暴れで予選トップ通過を果たした。清埜は今期1コースで24戦19勝の1着率79％という好成績。準優・優勝戦を1コースから勝ち切って通算5回目の優勝へ突き進むのみだ。

　ちなみに清埜は今期1コースで5敗しているが、その相手の決まり手はまくりが3本を占める。この準優12Rは速攻力のあるレーサーがそろっているだけに気が抜けない一戦だ。