
レースリポート

平和島ヴィーナス 清埜翔子が自己ベストタイの4連勝で予選首位浮上
2025.04.15
ボートレース平和島のヴィーナスシリーズ第2戦(4月13日~18日開催)は15日、南からの追い風が強く、全レース安定板使用の2周戦で行われ、予選の3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 清埜 翔子(埼玉・埼玉) 9.67
2位 藤堂 里香(福井・福井) 9.40
3位 今井 裕梨(群馬・群馬) 9.00
4位 實森 美祐(広島・広島) 8.60
5位 寺田 千恵(福岡・岡山) 8.40
6位 関野 文(大阪・大阪) 8.17
7位 平山 智加(香川・香川) 8.00
8位 片岡 恵里(岡山・山口) 7.80
9位 中北 涼(愛知・長崎) 7.20
10位 清水 沙樹(千葉・東京) 7.00
11位 若狭奈美子(岡山・岡山) 7.00
12位 櫻本あゆみ(栃木・群馬) 7.00
13位 廣中智紗衣(愛知・東京) 7.00
14位 富樫 麗加(東京・東京) 6.40
15位 前原 哉(岡山・岡山) 6.25
16位 島田なぎさ(埼玉・埼玉) 6.20
17位 坂野さくら(福井・福井) 5.80
18位 松本 怜(福岡・福岡) 5.60
※()内は出身・支部の順
清埜翔子(埼玉出身・埼玉支部33歳)【冒頭の写真】が1・5・1・1・1・1着で予選首位に浮上した。初日4Rで3コースまくり差しを決めて1分48秒2という鳴門第2回スピードクイーンメモリアル選考の平和島トップタイムを出すと、初日12Rのドリーム戦こそ5着に終わったが、2日目から2コース差し、1コース逃げ、4コース差し、5コースまくりで怒涛(どとう)の4連勝をマークする快進撃。清埜にとって4連勝は自己ベストタイだ。
清埜は今期勝率が今節開幕時点で5.31だったが、この活躍で5.47まで急上昇。A2級ボーダー(現在5.42前後)を一気に飛び越え、3期連続のA2級キープへチャンスが広がっている。
4日目は10R2号艇の1回走りで登場。自身初の5連勝を狙う。もし予選トップ通過となれば2023年9月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来だ。

予選2位には藤堂里香(福井出身・福井支部37歳)【写真上】が上がってきた。今節ここまで1・3・2・1・2着のオール3連対。初日に4コースまくり、3日目に2コース差しを決めるなど軽快な走りを見せている。
近況の藤堂は5節連続で準優出中と好リズムをキープ。前々節の若松ヴィーナスシリーズでは優出3着に入る活躍もあった。藤堂は前々期に勝率5.48の自己ベストをマークし、前期は勝率5.77と自己記録をさらに更新したが、今期は現在、勝率5.87とまた自己ベストを上回りそうな勢い。充実ぶり光る近況だ。
4日目は2R3号艇と8R1号艇で登場。もし準優1号艇となれば昨年11月の三国オールレディース(予選2位)以来で自身2回目だ。自身初の予選トップ通過のチャンスも十分なだけにどんな走りを見せるのか目が離せない。