
レースリポート

常滑オールレディース 向井美鈴が5年9カ月ぶり優勝に1枠王手!
2025.04.11
ボートレース常滑での「オールレディース競走 レディース笹川杯」(4月7日~12日開催)は11日、準優の5日目が終了。12日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1枠 向井 美鈴(山口・山口)1コース1着65%
2枠 海野ゆかり(広島・広島)2コース1着31%
3枠 松瀬 弘美(静岡・静岡)3コース1着0%
4枠 五反田 忍(大阪・大阪)4コース1着17%
5枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)5コース1着11%
6枠 安達 美帆(埼玉・埼玉)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
準優12Rで三浦永理(予選1位)、平高奈菜(予選6位)、水野望美(予選7位)の内寄り3艇がフライングを切る大波乱。V争いは一気に混戦ムードとなった。
優勝戦ポールポジションを手にしたのは予選3位だった向井美鈴(山口出身・山口支部45歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで2・5・3・1・2・1・1・3・2・1着。4勝はいずれも1コースから奪ってきた。今年1コースは17戦11勝で1着率65%までアップ(※今節開幕時点では54%)。この勢いで優勝戦も1コースから勝ち切るのか。2019年7月の蒲郡男女ダブル戦以来、約5年9カ月ぶりの優勝を狙う。

優勝戦2号艇は海野ゆかり(広島出身・広島支部51歳)【写真上】。準優で鮮やかな4コースまくりを決めるなどリズムを上げて勝ち残ってきた。海野は今年2コースで13戦4勝の1着率31%という好成績。優勝戦でも鋭い差しでV争いに絡んできそうだ。昨年6月の三国ヴィーナスシリーズ以来となる約10カ月ぶりの優勝を狙う。
侮れないのは5号艇の勝浦真帆か。今年すでに5、6コースから計3勝を挙げるなどアウトからでも勝ち切る力を持っている。また近況女子レースでは岡山支部が優勝ラッシュ中。勝浦が勢いを引き継ぐのか注目だ。
【3月以降の女子レース優勝者】
3/3 若松VS 渡邉 優美(福岡・福岡)
3/10 蒲郡AL 平高 奈菜(愛媛・香川)
3/17 宮島VS 勝浦 真帆(岡山・岡山)
3/23 尼崎AL 守屋 美穂(岡山・岡山)
3/29 江戸川W 清水 沙樹(千葉・東京)
3/30 唐津VS 若狭奈美子(岡山・岡山)
4/6 桐生VS 守屋 美穂(岡山・岡山)
※()内は出身・支部の順
※VSはヴィーナスシリーズ、ALはオールレディース、Wは男女ダブル戦