
レースリポート

常滑オールレディース 準優12Rは三浦永理と平高奈菜が内枠で激突
2025.04.10
ボートレース常滑の「オールレディース競走 レディース笹川杯」(4月7日~12日開催)は10日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。11日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<常滑 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 向井 美鈴(山口・山口)1コース1着63%
2枠 中川 りな(福岡・福岡)2コース1着0%
3枠 細川 裕子(愛知・愛知)3コース1着11%
4枠 西村 歩(大阪・大阪)4コース1着7%
5枠 犬童 千秋(宮崎・福岡)5コース1着0%
6枠 安達 美帆(埼玉・埼玉)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
準優10Rの注目は3号艇、地元の細川裕子だ。常滑オールレディースは2023年、2024年に優勝しており大会2連覇中。タイトル防衛をめざしてまずは準優突破を図る。
細川の常滑最近10節の3コース成績を見ると、16走して1着3本(1着率19%)、2着7本(2連対率63%)と上々の数字。3コースから握って回って2着に入っているケースが多い印象だ。準優ではどんな走りを見せるのか目が離せない。
<常滑 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 土屋 千明(群馬・群馬)1コース1着64%
2枠 山口真喜子(長崎・長崎)3コース1着7%
3枠 海野ゆかり(広島・広島)4コース1着18%
4枠 五反田 忍(大阪・大阪)5コース1着14%
5枠 山本 梨菜(佐賀・佐賀)6コース1着0%
6枠 中谷 朋子(兵庫・兵庫)2コース1着0%
準優11Rの中谷朋子は今年6号艇が7回あったが、進入は1コース2回、2コース2回、3コース3回、4~6コース0回。準優でも前付けして1~3コースに入ってくる可能性大だろう。上記の表では2コースを想定した。
中谷が動くことで最も影響を受けそうなのは2号艇の山口真喜子だ。山口は今年2コースでは1着率31%(13戦4勝)と好調で、3コースでは1着率7%(14戦1勝)と苦戦気味。コース取りが優出への大きなカギとなってきそうだ。
<常滑 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 三浦 永理(静岡・静岡)1コース1着63%
2枠 平高 奈菜(愛媛・香川)2コース1着29%
3枠 水野 望美(愛知・愛知)3コース1着13%
4枠 山田 理央(愛媛・香川)4コース1着0%
5枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)5コース1着11%
6枠 松瀬 弘美(静岡・静岡)6コース1着0%

準優12Rは1号艇・三浦永理(静岡出身・静岡支部42歳)【冒頭の写真】と2号艇・平高奈菜(愛媛出身・香川支部37歳)【写真上】の対決に注目だ。2人は今節すでに2回対戦している。2日目12Rドリーム戦では平高1号艇・三浦3号艇で対戦し、三浦が3コースまくり差しを決めて1コースの平高を撃破(三浦1着、平高3着)。3日目10Rでは三浦1号艇・平高3号艇で対戦し、平高が4コースからまくりを狙って1コースの三浦と競り合い、この間に山口真喜子が5コースからまくり差すという展開だった(三浦2着、平高3着)。激しい攻防を繰り広げてきた2人が、今節3回目の対決でどんな勝負を演じるのか。