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常滑オールレディース12Rは平高奈菜vs勝浦真帆 よみがえる半年前の激闘

2025.04.09

 ボートレース常滑での「オールレディース競走 レディース笹川杯」(4月7日~12日開催)は9日、予選3日目が終了した。三浦永理(静岡出身・静岡支部)が1・3・1・1・1・2着で予選首位を快走。予選2位に土屋千明(群馬出身・群馬支部)、予選3位に向井美鈴(山口出身・山口支部)がつけている。

 さて10日は予選最終日を迎える常滑だが、4日目の注目カードには12Rを挙げたい。

<常滑 4日目 12R 予選特選>
1枠 平高 奈菜(愛媛・香川)予選13位
2枠 宮崎 安奈(埼玉・埼玉)予選38位
3枠 津田 裕絵(山口・山口)予選29位
4枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)予選18位
5枠 山口真喜子(長崎・長崎)予選7位
6枠 山本 梨菜(佐賀・佐賀)予選10位
※()内は出身・支部の順

 1号艇は平高奈菜(愛媛出身・香川支部37歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで3・3・2・3・3・3着。オール3連対はキープしているものの白星がなく、予選13位とやや苦戦している。4日目は8R4号艇と12R1号艇の2回走りとなっており、大きく順位を上げて準優に向かいたいところだ。特に今節は2日目12Rのドリーム戦で1コースから3着に敗れて3連単1万3100円の高配当となっただけに、この4日目12Rは人気に応えるべく気合が高まる1走になるだろう。

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 侮れないのは4号艇の勝浦真帆(岡山出身・岡山支部29歳)【写真上】だ。今期4コースは21戦8勝で1着率38%の好成績。まくりで4勝、差しで2勝、まくり差しで1勝、恵まれで1勝をマークしており、速攻を主体に多彩な技で白星を重ねている。

 ちなみに1号艇・平高、4号艇・勝浦という番組で思い出すのが昨年10月の蒲郡ヴィーナスシリーズだ。4日目6Rでこの組み合わせがあり、勝浦が4コースから鮮やかにまくり一撃。平高が1コースから5着に沈んで3連単1万1160円の高配当になったレースがあった。このとき3日目終了時点では平高が予選1位、勝浦が予選6位だったが、この一戦によって勝浦が予選2位に浮上、平高が予選4位に後退と立場が逆転。勢いに乗った勝浦がこの節でデビュー初Vを飾っている。あれから約6カ月ぶりに実現した「1号艇・平高vs4号艇・勝浦」。今度はどんな展開となるのか。

 今節の勝浦はここまで1・1・6・1・3着。初日に1コース逃げと2コースまくり、3日目に5コースまくりを決めて3勝をマークしているが、3日目9Rで不良航法のため手痛い減点10を喫し、予選18位まで大きく後退。準優進出へ勝負駆けの状況になった。4日目は3R2号艇と12R4号艇で登場。どこまで挽回できるか注目だ。

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