
レースリポート

守屋美穂が桐生ヴィーナスシリーズ優勝で2節連続V 女子賞金ランキング2位に浮上
2025.04.07
ボートレース桐生(ナイター)の「第18回ドラキリュウカップ ヴィーナスシリーズ第1戦」(4月1日~6日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【写真2枚】が圧勝。1コースからコンマ03のトップスタートで逃げ切った。2着には4号艇の川井萌(静岡出身・静岡支部)、3着には2号艇の長嶋万記(静岡出身・静岡支部)が入り、3連単1-4-2で1000円の4番人気となっている。
勝った守屋は前節の尼崎オールレディースに続く2節連続Vで通算37回目の優勝。桐生では2022年G2レディースオールスターと2023年ヴィーナスシリーズに続く3回目の優勝となっている。
今節の守屋は1・1・1・1・2・1・3・1・1・1着。初日ドリーム戦で1コース逃げを決めて1分46秒3という現行のヤマト331型モーター(※桐生では2014年12月27日使用開始)での桐生の女子レーサー最速タイムをたたき出すと、2日目に2コースまくりと4コース抜き、3日目に1コース逃げを決めて開幕4連勝をマークする活躍。シリーズ序盤からハイパワーで他を圧倒し、悠々と予選トップ通過を果たした。そして準優は1コースからコンマ10、優勝戦は1コースからコンマ03といずれもトップスタートで逃げ切り快勝。節間10走で展示1番時計9本という快速パワーで頂点に立った。

これで守屋は前々節の住之江一般戦(3・3・1・2・1・3着)と前節の尼崎オールレディース(1・1・1・1・1・1・3・3・1・1着)に続いて3節連続の節間オール3連対。連続3連対を26走連続まで伸ばしており、これは自己2位の記録だ。ちなみに自己ベストは2023年9月にマークした28走連続となっており、あと2つに迫っている。
守屋はこの活躍によって今期勝率は今節開始前の7.52から7.69まで大幅アップ。今期の女子勝率1位争いで一歩抜け出した(※2位は三浦永理で7.51)。もし期間勝率女子ナンバーワンとなれば、守屋にとっては2021年前期以来で9期ぶり2回目の栄誉だ。
守屋は次節4月11日からの蒲郡一般戦に出場予定。自身初の3節連続Vをめざす戦いに注目だ。近況10節連続優出と破竹の快進撃を見せ、今年の女子賞金ランキングでも2位まで上がってきた守屋から今後も目が離せない。
【2025年女子賞金ランキング】(4月6日現在)
1位 平高 奈菜 25,530,065円
2位 守屋 美穂 13,813,066円(桐生優勝戦1着)
3位 遠藤 エミ 13,045,332円
4位 川野 芽唯 12,797,000円
5位 浜田亜理沙 12,414,000円
6位 三浦 永理 11,282,546円
7位 川井 萌 10,690,089円(桐生優勝戦2着)
8位 渡邉 優美 10,447,000円
9位 岩崎 芳美 10,109,000円(桐生優勝戦6着)
10位 長嶋 万記 9,923,813円(桐生優勝戦3着)
11位 海野ゆかり 9,751,000円
12位 山川美由紀 9,700,733円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 田口 節子 9,663,000円
14位 實森 美祐 9,468,066円
15位 寺田 千恵 9,394,000円
16位 宇野 弥生 9,271,066円
17位 高田ひかる 8,684,023円
18位 山口真喜子 8,471,000円
19位 清埜 翔子 8,267,000円(桐生優勝戦5着)
20位 勝浦 真帆 8,067,066円
|
26位 鎌倉 涼 7,590,000円(桐生優勝戦4着)