
レースリポート

G1宮島チャンピオンカップは3日開幕 中国地区選で優出の實森美祐に期待
2025.03.31
ボートレース宮島ではきょう31日、一般戦の優勝戦が行われ、羽野直也が1コース逃げを決め優勝。羽野は今週4月4日開幕のボートレース津の周年記念に臨むが、その1日前の3日に開幕するのが宮島の「G1宮島チャンピオンカップ 開設71周年記念」だ。
その大会に羽野が乗艇した62号機も出ると思われるが、羽野は「行き足中心にバランスが取れた舟足」と語っており、誰が引き当てるのか気になるところだ。
このほか、きょうの宮島優出メンバーのモーターの中では、「実戦向きでボートの返りがいい(優勝戦2着の萩原秀人)」の50号機をはじめ、「調整に反応してくれるので枠番が生かせる(優勝戦3着の和田兼輔)」という77号機、そして27%機ながらも「パワーがあり回ってから出ていくし伸びもいい(優勝戦6着の武田信一)」の55号機が注目機となりそう。次節前検日の抽選結果に注目したい。
また、この大会に参戦するメンバーの中で今年1月からのG2以上のレースで優勝しているのは次の4人。大会のけん引役として期待していいだろう。
山田康二 江戸川・周年(1月19日)
佐藤 翼 大村・G2モーターボート誕生祭(2月1日)
渡邉和将 徳山・中国地区選手権(2月13日)
末永和也 唐津・周年(3月2日)
一方、地元勢の中心は辻栄蔵と山口剛。ともに宮島はV20と活躍しているが、意外なことに辻栄蔵は周年V1(2019年)。山口剛にいたっては未冠としており、地元の利を生かし今回はどういう戦いを演じるのか注目したい。

そのほかの地元勢で気になるのが實森美祐(広島出身・広島支部28歳)【写真2枚】。今年2月、徳山で開催された中国地区選手権で優出。結果は6着だったものの、大いに存在感を示しているからだ。
強豪男性レーサー相手に互角以上に戦った経験は大きく、ましてや地元宮島ともなればポテンシャルは小さくないはず。
とりわけ、2コースや3コースで結果を残している点をふまえ、舟券作戦に反映させたい。