
レースリポート

唐津ヴィーナス 平山智加が1号艇でV王手! 勝利のカギは”2コース差し”封じ!?
2025.03.29
ボートレース唐津(モーニング)の「ヴィーナスシリーズ第24戦 ゾンビランドサガR杯」(3月25日~30日開催)は29日、準優の5日目が終了。30日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<唐津 最終日 12R 優勝戦>
1枠 平山 智加(香川・香川)優出165回目42V
2枠 若狭奈美子(岡山・岡山)優出18回目1V
3枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)優出15回目3V
4枠 今井 美亜(富山・福井)優出58回目8V
5枠 浜田亜理沙(広島・埼玉)優出71回目11V
6枠 中川 りな(福岡・福岡)優出22回目2V
※()内は出身・支部の順
予選トップ通過の平山智加(香川出身・香川支部39歳)【冒頭の写真】が準優を1コース逃げで快勝してポールポジションを獲得。3・3・2・1・1・2・1・3・1着のオール3連対で優勝に王手をかけた。
平山は今期1コースで19戦16勝の1着率84%という充実ぶり。今節もここまで3回あった1号艇でいずれもきっちり1コースから逃げ切っている。優勝戦に向けて不安要素はないだろう。昨年4月の多摩川オールレディース以来、約11カ月ぶりの優勝を狙う。
ちなみに平山は今期1コースで3敗しているが、その相手の決まり手はすべて「2コース差し」。そうなると優勝戦で最も警戒すべきは2号艇の若狭奈美子(岡山出身・岡山支部36歳)【写真下】になるだろう。

若狭は今期2コースで19戦5勝の1着率26%と上々の成績。5勝の決まり手はすべて差しだ。今節の若狭はここまで1・1・3・2・3・1・3・2・1着のオール3連対と舟足強力。今節2号艇は2回あったが、初日8Rで2コース差し、4日目4Rでも2コース差しを決めていずれも白星をマークしている。優勝戦でも2コースから差し切りを狙ってくる可能性大。2019年5月の児島ヴィーナスシリーズ以来となる通算2回目の優勝をめざしてどんな走りを見せるのか注目だ。
そのほかにも楽しみなメンバーがそろった。3号艇の勝浦真帆は前節の宮島ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vを狙う一戦に。4号艇の今井美亜は2019年12月徳山のクイーンズクライマックス以来となる約5年3カ月ぶりの優勝がかかる。5号艇の浜田亜理沙は今期5コースで3連対率88%という驚異的な数字をマークしており舟券のカギになってきそう。6号艇の中川りなも今節ここまで9走で展示1番時計6本と舟足軽快なだけに見逃せない。