唐津ヴィーナス　ドリーム1号艇は浜田亜理沙　”3コース封じ”なるか

　ボートレース唐津（モーニング）の「ヴィーナスシリーズ第24戦 ゾンビランドサガR杯」（3月25日～30日開催）が25日に開幕する。今年の女子賞金ランキングで4位の浜田亜理沙（広島出身・埼玉支部）、8位の海野ゆかり（広島出身・広島支部）、9位の渡邉優美（福岡出身・福岡支部）、17位の山口真喜子（長崎出身・長崎支部）らが参戦。なおモーニングレースのため1Rスタート展示開始の予定時刻は8時27分となっている。

　初日のメインカードは12Rのドリーム。以下のメンバーで争われる。

＜唐津 初日 12R ドリーム＞
1枠 浜田亜理沙（広島・埼玉）1コース1着63%
2枠 渡邉　優美（福岡・福岡）2コース1着33%
3枠 寺田　千恵（福岡・岡山）3コース1着36%
4枠 平山　智加（香川・香川）4コース1着13%
5枠 海野ゆかり（広島・広島）5コース1着0%
6枠 大瀧明日香（静岡・愛知）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（昨年11月～）

　1号艇は浜田亜理沙(37歳)【冒頭の写真】だ。今期1コースは19戦12勝で1着率63％。やや苦戦気味の印象だ。傾向ははっきりしている。浜田は今期1コースで7敗しているが、そのレース結果を見ると3コース差し、3コースまくり、2コースまくり、5コースまくり差し、3コースまくり、3コースまくり差し、3コースまくり差しとなっており、7敗のうち実に5敗は3コースの相手に敗れているのだ。このドリームでは3コースの攻めを封じて逃げ切りたい。

　その3号艇に座るのは寺田千恵（福岡出身・岡山支部55歳）【写真上】だ。今期3コースは14戦5勝で1着率36％と好調。1月の戸田男女ダブル戦では準優で3コース差しを決めて3連単5万円台、2月の浜名湖スピードクイーンメモリアルでは3コースまくり差しを決めて3連単8000円台など、赤いカポックでたびたび見せ場をつくってきた近況だ。浜田を相手にどんな攻めを見せるのか注目したい。

　2号艇の渡邉優美も侮れない。今期2コースは15戦5勝で1着率33％。前期も2コースは1着率33％（21戦7勝）をマークしており安定した走りが続いている。

　また渡邉は2月に唐津一般戦を走って優出3着の活躍を見せたばかり。このときは2コース戦が2回あったが、2日目9Rで2コース差し、5日目12Rの準優でも2コース差しを決めていずれも白星を飾っている。良いイメージを持ってこのドリームに臨めそうだ。