
レースリポート

宮島ヴィーナス 大瀧明日香が久々優勝に王手! 侮れないのは3コース好調の魚谷香織
2025.03.16
ボートレース宮島のヴィーナスシリーズ第23戦(3月12日~17日開催)は16日、準優5日目が終了。17日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<宮島 最終日 12R 優勝戦>
1枠 大瀧明日香(静岡・愛知)優出144回目10V
2枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)優出14回目2V
3枠 魚谷 香織(山口・福岡)優出88回目10V
4枠 松尾 夏海(愛媛・香川)優出37回目4V
5枠 今井 美亜(富山・福井)優出57回目8V
6枠 中川 りな(福岡・福岡)優出21回目2V
※()内は出身・支部の順
予選トップ通過だった大瀧明日香(静岡出身・愛知支部45歳)【冒頭の写真】が準優12Rで気迫の逆転勝利。1マークでは2号艇の松尾夏海に差し切られたが、2マークで差し返して1着を奪った。これで大瀧は前々節の常滑一般戦(優出2着)と前節の三国一般戦(優出5着)に続く3節連続優出だ。
大瀧が今節手にしたモーターは前節の一般戦で村岡賢人が優勝戦1号艇(2着)に乗った72号機。注目モーターとのコンビでV争いを引っ張ってきた大瀧が、2020年6月の常滑オールレディース以来となる約4年9カ月ぶりの優勝を狙う。

侮れないのは3号艇の魚谷香織(山口出身・福岡支部39歳)【写真上・中央】だろう。魚谷は今期3コースで1・2・4・1・4・1・4・1・1着。9戦5勝の1着率56%という強さだ。今節も4日目8Rで3コースまくり、5日目の準優10Rでは3コース差しと、自在の立ち回りで3コースは2走いずれも1着を奪っている。
今節の魚谷はここまで9走で8本の展示1番時計をマーク。快速パワーが光っている。2019年10月の福岡オールレディース以来となる約5年5カ月ぶりの優勝へチャンス十分だろう。
そのほかにも2号艇には昨年末の蒲郡クイーンズクライマックスシリーズ戦以来の優勝を狙う勝浦真帆、4号艇には宮島2節連続優出(前回3着)を果たした松尾夏海、5号艇には宮島3Vと当地相性抜群の今井美亜、6号艇には今年6コースで3連対率54%を誇る中川りなと好メンバーがそろい、目が離せない一戦となりそうだ。