宮島ヴィーナス　2日目ドリーム戦は当地1コース強い地元の海野ゆかり

　ボートレース宮島のヴィーナスシリーズ第23戦（3月12日～17日開催）が開幕した。12日の初日12Rメインカード「ドリーム1st」は、1号艇の渡邉優美（福岡出身・福岡支部）が1コースからコンマ15のトップスタートで逃げ切り快勝。2着に2号艇の大瀧明日香（静岡出身・愛知支部）、3着に3号艇の若狭奈美子（岡山出身・岡山支部）が入り、3連単1-2-3で670円の2番人気となった。なお渡邉は初日3･1着としたが、前半4Rで不良航法による減点10があったため得点率4.00で27位の発進となっている。

　2日目のメインカードは12Rの「ドリーム2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜宮島 2日目 12R ドリーム2nd＞
1枠 海野ゆかり（広島・広島）1コース1着60%
2枠 魚谷　香織（山口・福岡）2コース1着17%
3枠 藤堂　里香（福井・福井）3コース1着9%
4枠 松尾　夏海（愛媛・香川）4コース1着0%
5枠 勝浦　真帆（岡山・岡山）5コース1着0%
6枠 山口真喜子（長崎・長崎）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（昨年11月～）

　1号艇は地元の海野ゆかり（広島出身・広島支部51歳）【冒頭の写真】だ。今期1コースは20戦12勝で1着率60％。近況3期の1コース1着率が83％、73％、77％だった海野だけに今期はやや苦戦気味の印象か。

　とはいえ今節は勝手知ったる地元宮島が舞台。海野の宮島最近5節の1コース成績は1･1･1･1･1･2･1･1･1着で、9戦8勝（1着率89％）のオール2連対とめっぽう強い。今節も地元ファンの期待に応えて盤石の逃げを見せるか。

　舟券のカギは5号艇の勝浦真帆（岡山出身・岡山支部29歳）【写真上】だろう。今期5コースは20走して1着ゼロだが、2着が7本あって2連対率は35％と上々の数字。しかも女子レースに限れば今期5コースは10走して4･4･2･2･4･2･2･2･6･2着で、2連対率が60％もある。1月の児島ヴィーナスシリーズではドリーム戦5号艇で2着に食い込む好レースもあった。今節も黄色いカポックでアウトから鋭く展開を突いてくるのか注目だ。