
レースリポート

宮島ヴィーナス 前節Vで勢いに乗る渡邉優美が初日ドリーム戦1号艇
2025.03.11
ボートレース宮島のヴィーナスシリーズ第23戦(3月12日~17日開催)が12日に開幕する。A1勢からは海野ゆかり(広島出身・広島支部)、大瀧明日香(静岡出身・愛知支部)、渡邉優美(福岡出身・福岡支部)が参戦。そのほかにも魚谷香織(山口出身・福岡支部)、今井美亜(富山出身・福井支部)、勝浦真帆(岡山出身・岡山支部)らが登場して熱戦を繰り広げる。
初日のメインカードは12Rの「ドリーム1st」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<宮島 初日 12R ドリーム1st>
1枠 渡邉 優美(福岡・福岡)1コース1着67%
2枠 大瀧明日香(静岡・愛知)2コース1着0%
3枠 若狭奈美子(岡山・岡山)3コース1着14%
4枠 今井 美亜(富山・福井)4コース1着13%
5枠 中川 りな(福岡・福岡)5コース1着0%
6枠 山田 理央(愛媛・香川)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(昨年11月~)
当初1号艇で登場予定だった平山智加が欠場となったため、4号艇の予定だった渡邉優美(福岡出身・福岡支部32歳)【冒頭の写真】が1号艇に回ることになった。渡邉は前節の若松ヴィーナスシリーズで優勝したばかり。最近5節で3優出1Vと好調な走りを見せており、今節のV候補筆頭格といって間違いないだろう。
渡邉は今期1コースで18走して12勝6敗の1着率67%。6敗の内訳は2コース差しが3回、センターまくりが3回と傾向がはっきりしている。前節の若松ヴィーナスシリーズでは初日ドリーム戦1号艇で守屋美穂の2コース差しに屈して2着に敗れている。今節はしっかり逃げ切って人気に応えたいところだ。

データ的に興味深いのは2号艇の大瀧明日香(静岡出身・愛知支部45歳)だ。今期2コースは9走して3・2・2・2・2・3・2・2・2着。1着はゼロだが、2着が7本(2連対率78%)、3着が2本(3連対率100%)でオール3連対という抜群の安定感だ。
大瀧は前々節の常滑一般戦で優出2着、前節の三国一般戦で優出5着と近況好リズム。また今節手にしたモーター72号機は、前節の一般戦で村岡賢人が2・3・1・1・1・1・1・4・1・2着と道中5連勝の大暴れも見せて優勝戦1号艇(2着)に乗った注目機だ。どんな舟足を見せるのか注目しておきたい。