平高奈菜が蒲郡オールレディースVで2節連続優勝　今期勝率7.49で自己ベストタイに

　ボートレース蒲郡（ナイター）のオールレディース「ラグーナテンボス杯争奪　ALガマの女王決定戦」（3月5日～10日開催）が終了した。10日の優勝戦は1号艇の平高奈菜（愛媛出身・香川支部37歳）【写真2枚】が1コースから逃げ切って快勝。2着に2号艇の田口節子（岡山出身・岡山支部）、3着に6号艇の三浦永理（静岡出身・静岡支部）が入り、3連単1-2-6で1650円の5番人気となっている。

　勝った平高は前節の浜名湖PG1スピードクイーンメモリアルに続く2節連続優勝で通算36V。蒲郡では初Vとなっている。

　勢いは加速するばかりだ。平高は2022年5月～2024年10月まで約2年5カ月間も優勝から遠ざかる苦しい時期を過ごしていたが、それが嘘のように今期（2024年11月～）に入って11節走って7優出3Vという優勝ラッシュ。快進撃を見せている。

　今期勝率も7.49まで上昇。平高の期別勝率の自己ベストは2020年後期級別審査期間（2019年11月～2020年4月）にマークした7.49だが、これに並ぶところまできた。

【女子 今期勝率ベスト5】
1位　三浦　永理　7.72
2位　平高　奈菜　7.49
3位　守屋　美穂　7.31
4位　實森　美祐　7.19
5位　田口　節子　7.10

　平高の期別勝率女子1位は意外にも過去1回（2020年後期級別審査期間）だけ。今期は10期ぶり2回目の女子勝率ナンバーワンが射程圏に入ってきた。

　今後さらに勝率を上げてくる可能性は十分だろう。というのも平高は通算36Vをマークしているが、月別で見ると最多は4月で7V。春先にめっぽう強いのだ。

　このあと尼崎オールレディース（3月18日～23日）、大村一般戦（3月27日～4月1日）、常滑オールレディース（4月7日～12日）と戦いは続いていく。勢い最高潮の平高がどんな走りを見せるのか目が離せない。