
レースリポート

蒲郡 2日目は10R1号艇の長嶋万記に注目 難敵ダッシュ勢を封じ切るか
2025.03.06
ボートレース蒲郡(ナイター)のオールレディース「ラグーナテンボス杯争奪 ALガマの女王決定戦」(3月5日~10日開催)が開幕した。5日の初日メインカード12Rドリーム戦は、2号艇の田口節子(岡山出身・岡山支部)が2コース差しで快勝。2着に1号艇の細川裕子(愛知出身・愛知支部)、3着に4号艇の浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部)が入り、3連単2-1-4で3330円の12番人気となっている。
さて2日目を迎える蒲郡だが、注目カードには10Rを挙げたい。
<蒲郡 2日目 10R 予選特賞>
1枠 長嶋 万記(静岡・静岡)1コース1着71%
2枠 水野 望美(愛知・愛知)2コース1着7%
3枠 永井 聖美(愛知・東京)3コース1着10%
4枠 中谷 朋子(兵庫・兵庫)4コース1着0%
5枠 中里 優子(東京・埼玉)5コース1着33%
6枠 原田 佑実(愛知・大阪)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(昨年11月~)
1号艇は長嶋万記(静岡出身・静岡支部43歳)【冒頭の写真】だ。今節手にしたモーターは2連対率1位の11号機。どんな舟足を見せるのか注目されたが、初日は2・6着といまひとつ見せ場をつくれなかった。2日目は3R4号艇と10R1号艇で巻き返しを期す。
長嶋は今期1コースで14走して10勝4敗の1着率71%。さすがの成績を残している。ちなみに4敗の内容を見ると、寺田千恵の4コースまくり、井上遥妃の4コースまくり、岩瀬裕亮の5コースまくり差し、平山智加の4コースまくりとなっており、いずれもダッシュ勢に攻め切られての敗戦だったことがわかる。今節はダッシュ勢を封じて逃げ切りたい。

ただ、この2日目10Rは4~6号艇に好メンバーがそろっているだけに侮れない。特に注目したいのは5号艇の中里優子(東京出身・埼玉支部52歳)【写真上】だ。今期5コースで12戦4勝の1着率33%という好成績。12月の平和島戦で5コース抜き、1月の多摩川戦で5コースまくりを2本、2月の児島戦で5コースまくり差しと、黄色いカポックで好走を連発している。
中里が今節手にしたモーター18号機は2連対率5位の好素性機。これまで14節走って5優出2Vの実績があり、昨年末のクイーンズクライマックスでは平山智加が乗って優出(5着)している。中里は初日は9R3号艇の1回走りで3コースから握って回って2着。上々の気配だっただけに目が離せない。