若松ヴィーナス3日目10R　藤崎小百合と好モーター・伊藤玲奈に注目

　ボートレース若松（ナイター）の「ヴィーナスシリーズ第22戦」（2月26日～3月3日開催）は27日、予選の2日目が終了した。古賀千晶（佐賀出身・兵庫支部）が1･2･1着で予選首位に浮上。予選2位に渡邉優美（福岡出身・福岡支部）、予選3位に野田部宏子（福岡出身・福岡支部）がつけている。

　さてシリーズ中盤に入る若松だが、3日目の注目カードには10Rを挙げたい。

＜若松 3日目 10R 予選特賞＞
1枠 藤崎　小百合（鹿児島･福岡)予選7位
2枠 伊藤　　玲奈（福岡・福岡）予選16位
3枠 堀之内紀代子（岡山・岡山）予選19位
4枠 島倉　　　都（新潟・群馬）予選30位
5枠 片岡　　恵里（岡山・山口）予選20位
6枠 古賀　　千晶（佐賀・兵庫）予選1位
※()内は出身・支部の順

　1号艇は地元の藤崎小百合（鹿児島出身・福岡支部41歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで2･1･3着のオール3連対で予選7位につける活躍。手にしたモーター42号機は2連対率23.9％だが、ヒケを取らない動きを見せている。

　藤崎は約2年間の長期欠場を経て昨年7月にカムバックしたが、前期1コースは8戦6勝で1着率75％をマーク。これまでの自己ベスト（2018年前期適用の74％）を上回る成績を残した。今期に入っても1コースは4戦3勝で1着率75％と好調を維持。安定した走りが続いている。この10R1号艇をしっかり勝ち切って予選首位争いに加わってくるか。

　2号艇は伊藤玲奈（福岡出身・福岡支部32歳）【写真上】だ。今節手にしたモーター46号機は2連対率53.0％で1位。1月の一般戦で中止が重なり、宮本夏樹が乗って1･1着の2走で優勝したときのモーターだ。この46号機はこれまで6節走って1着を20本（1着率41％）もマーク。逃げで12本、まくり差しで4本、差しで2本、まくりで1本、抜きで1本の白星を挙げてきた好素性機だ。

　伊藤も2日目2Rで3コースまくりを決めるなど軽快な舟足を披露。ここ5節1着ゼロと近況苦戦だった伊藤だが、今節は大いに見せ場をつくりそうだ。3･1･5着で予選16位につけており、昨年1月の丸亀戦以来となる久々の準優出へ期待が高まる。

　そのほかにも予選1位の古賀千晶や、堀之内紀代子と片岡恵里の84期勢など楽しみなメンバーがそろう好カードだ。