浜名湖 第１回スピードクイーンメモリアル初日　高田ひかるのチルトに注目

スピード派・女子レーサーの戦い「プレミアムG1第1回スピードクイーンメモリアル」があす19日、ボートレース浜名湖で開幕する。記念すべき第1回大会だ。
参戦メンバーがスピードとテクニックをあますところなく披露する6日間となるだろうが、モーター素性も無視できない。2連対率と前検タイム上位は次のとおりだ。

【モーター2連対率上位】
66号機（2連対率43.2％）松尾　夏海
59号機（2連対率43.1％）山本　梨菜
5号機 （2連対率42.2％）中谷　朋子
33号機（2連対率41.9％）海野ゆかり
32号機（2連対率41.8％）川野　芽唯
23号機（2連対率41.1％）長嶋　万記
2号機 （2連対率40.8％）三浦　永理
64号機（2連対率40.8％）高田ひかる

【前検タイム上位】
山下　夏鈴　6秒75
高田ひかる　6秒76
平田さやか　6秒77
大豆生田蒼　6秒78
上田　紗奈　6秒78
中谷　朋子　6秒79
魚谷　香織　6秒79
武井莉里佳　6秒79

今年1月、児島のヴィーナスシリーズで伸び仕様を解禁。今節浜名湖では前検タイム2位とした高田ひかるは「お前が言うなってみんなに言われそうやけど、プロペラのクセが強くて…。一歩進んで二歩下がるみたいな状況です」と前検日の取材に対し答えている。常にファンを意識している高田ひかるらしく、「取りあえず伸び寄りにたたいて、みんなと同じくらいの前検でした。モーター本体にも問題がありそうなので整備も考えていきたいです。チルトは枠番に応じて…」と率直に語ったが、初日は4R2号艇と9R5号艇。調整時間に限りがあり、悩ましい感じだ。どういう舟足に仕上げていくか、チルトの選択に初戦から注目したい。