
レースリポート

下関ヴィーナス 井上遥妃と井上未都の131期コンビが準優10Rで初優出めざす
2025.02.14
ボートレース下関(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ 北九州下関フェニックス杯」(2月10日~15日開催)は13日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。14日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<下関 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)通算40優出3V
2枠 今井 美亜(富山・福井)通算56優出8V
3枠 孫崎 百世(北海道・滋賀)通算6優出0V
4枠 角 ひとみ(広島・広島)通算209優出28V
5枠 清埜 翔子(埼玉・埼玉)通算22優出4V
6枠 松本 怜(福岡・福岡)通算2優出0V
※()内は出身・支部の順
準優9Rは今井美亜に注目したい。2・1・3・1・4・2・1着の活躍で予選4位通過。4日目12R(一般戦)では1コース逃げを決めて1分46秒6の今節最速ラップをマークし、鳴門第2回スピードクイーンメモリアル選考の下関1位に躍り出た。今節手にしたモーター73号機は2連対率27位の中堅機だったが、3日目にリング1本とピストン2個、4日目にギヤケースを交換するなど整備を施してハイパワーに仕上げてきた。準優でも軽快な走りを見せるか。

侮れないのは4号艇の角ひとみ【写真上】。減点10が響いて予選10位にとどまったが、1・2・2・2・3・1着で今節ただ1人のオール3連対という充実ぶりだ。今節手にしたモーター68号機は2連対率3位で、これまで24節走って10優出2Vと抜群の実績を誇る好素性機。そのパワーをしっかり引き出している角が準優でも展開のカギを握る存在となってくるだろう。
<下関 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 守屋 美穂(岡山・岡山)通算140優出35V
2枠 井上 遥妃(徳島・徳島)通算0優出0V
3枠 廣中智紗衣(愛知・東京)通算58優出8V
4枠 高憧 四季(大阪・大阪)通算15優出2V
5枠 津田 裕絵(山口・山口)通算39優出2V
6枠 井上 未都(福岡・福岡)通算0優出0V
準優10Rには131期の"井上コンビ"が入った。井上遥妃(徳島出身・徳島支部21歳)【冒頭の写真・左】は1・2・4・2・2・2・2着で予選5位通過。自身6回目の準優出を果たした(※1月びわこオールレディースでの準優中止は含まない)。今期2コースは10走して1着1本、2着4本で2連対率50%をマークしており、前期(2コース2連対率25%)より大幅に成績を上げてきている。準優2号艇でデビュー初優出なるか注目だ。
井上未都(福岡出身・福岡支部22歳)【冒頭の写真・右】は3・2・3・2・6・2・4着で予選17位通過。昨年10月の大村一般戦(予選11位)と昨年10月の徳山オールレディース(予選8位)に続く自身3回目の準優出となった。準優6号艇でデビュー初優出へ挑戦。今節初日に6コースから2着に食い込んだレースもあっただけに目が離せない。
<下関 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)通算115優出22V
2枠 若狭奈美子(岡山・岡山)通算17優出1V
3枠 森下 愛梨(静岡・静岡)通算3優出1V
4枠 塩崎 桐加(三重・三重)通算39優出3V
5枠 寺田 空詩(山口・山口)通算0優出0V
6枠 千葉 真弥(静岡・静岡)通算7優出1V
準優11Rの1号艇は宇野弥生。2連対率1位のモーター66号機とコンビを組み、1・2・5・1・1・1・3着で予選トップ通過を果たした。宇野の予選1位は昨年9月の児島オールレディース(優勝)以来で約5カ月ぶりだ。宇野は準優1号艇の最近10走が1・6・1・1・1・1・1・1・1・1着。現在8連勝中という勝負強さだ。今節もここ一番でその力を見せつけるか。