
レースリポート

下関ヴィーナス 守屋美穂が1分47秒0のSQM下関選考1位タイをマーク
2025.02.12
ボートレース下関(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ 北九州下関フェニックス杯」(2月10日~15日開催)は11日、予選の2日目が終了した。守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】が予選首位を快走し、櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部)が予選2位で追走。101期勢のワンツー態勢となっている。
さてシリーズ中盤に入る下関だが、3日目の注目カードには7Rを挙げたい。
<下関 3日目 7R ふく〜る特賞>
1枠 伊藤 玲奈(福岡・福岡)予選26位
2枠 守屋 美穂(岡山・岡山)予選1位
3枠 稲生 夏季(東京・東京)予選18位
4枠 谷口 佳蓮(愛媛・香川)予選24位
5枠 間庭 菜摘(福岡・福岡)予選21位
6枠 土屋実沙希(静岡・静岡)予選11位
※()内は出身・支部の順
人気を背負うのは2号艇の守屋美穂だろう。今節ここまで2・1・1着のオール2連対。3走いずれも展示1番時計をマークするなど舟足の充実ぶりが光っている。
2日目9Rでは圧巻の5コースまくりを決め、2着のレーサーに4秒2もの大差をつける驚愕の独走劇を披露。勝ちタイムは1分47秒0で、高憧四季が初日9Rにマークしたタイムに並んで鳴門第2回スピードクイーンメモリアル選考の下関1位タイとなった。3日目以降もさらにタイムを更新してくる可能性十分か。
守屋は近況2コースで1・1・2・1・2・2・1・1・2・2・2着と11走連続2連対中。抜群の安定感を誇るだけに、今節も黒いカポックで魅せるのか注目したい。

迎え撃つ1号艇は伊藤玲奈(福岡出身・福岡支部32歳)【写真上・正面】だ。今節ここまで5・3・2着。リズムを上げて予選26位まで巻き返してきた。
伊藤が今節手にしたモーターは47号機。昨年11月のレディースチャレンジカップで平山智加が乗って優出6着に入り、昨年12月のオールレディースでは谷川里江がまくり4本を決める大暴れを見せて優勝戦1号艇(2着)に乗った注目機だ。前節の一般戦でも三浦敬太が節間7走すべて展示1番時計を出す快速パワーを武器に節間オール3連対で優出2着に入る活躍を見せていた。底知れぬ力を秘めたモーターだけに3日目以降も目が離せない。
伊藤は近況やや苦戦が続いており、準優出は昨年1月の丸亀一般戦が最後。今節は約1年1カ月ぶりの予選突破へチャンス十分なだけに、この3日目7Rの1号艇は是が非でも勝ち切りたいところだ。