レースリポート
福岡勢がレディースを引っ張る 池田奈津美と松本怜が好調
2025.01.30
ボートレース徳山(モーニング)での「第14回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」(1月28日~2月2日開催)は30日、予選の3日目が終了した。3日目各レースの1着レーサーと団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。
1R 勝浦 真帆 1コース逃げ
2R 藤田 俊祐 1コース逃げ
3R 櫻本あゆみ 3コースまくり
4R 常住 蓮 1コース逃げ
5R★寺田 空詩 2コース抜き
6R☆長谷川晴哉 1コース逃げ
7R☆佃 來紀 1コース逃げ
8R★勝浦 真帆 2コースまくり
9R☆三村 岳人 1コース逃げ
10R★香川 素子 1コース逃げ
11R☆富永夏哉人 1コース逃げ
12R★前田 紗希 1コース逃げ
(※団体戦は5~12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得)
3日目はレディースが4勝、ルーキーズが4勝でドロー。3日間合計ではレディースが14点(初日から順に4点、6点、4点)、ルーキーズが10点(初日から順に4点、2点、4点)で、レディースが4点のリードを保っている。
さてシリーズ後半に入る徳山決戦だが、4日目は個人戦の予選最終日としても注目の一日だ。なお準優に進出できるのはレディース・ルーキーズそれぞれの予選上位6人ずつ(計12人)となっている。
3日目終了時点でのレディースの予選上位は以下のとおり。
1位 守屋 美穂(岡山・岡山) 8.00
2位 池田奈津美(福岡・福岡) 8.00
3位 勝浦 真帆(岡山・岡山) 7.60
4位 前田 紗希(埼玉・埼玉) 7.40
5位 松本 怜(福岡・福岡) 6.40
6位 塩崎 桐加(三重・三重) 6.40
――――――準優ボーダー――――――
7位 野田 彩加(山口・山口) 6.25
8位 若狭奈美子(岡山・岡山) 6.00
9位 片岡 恵里(岡山・山口) 6.00
10位 山下 友貴(静岡・静岡) 5.50
※()内は出身・支部の順
健闘が光るのは福岡支部勢だ。池田奈津美(福岡出身・福岡支部31歳)【冒頭の写真】が2位、松本怜(福岡出身・福岡支部30歳)【写真下】が5位につけている。
池田奈津美は2・2・1・3着のオール3連対。4走32点の得点率8.00で首位の守屋美穂と並んでおり、上位着差で2位となっている状態だ。4日目は3R5号艇と11R6号艇の外枠2回走り。得意の前付けで内コースを狙ってきそうだ。3Rは4号艇の守屋と直接対決になっており、シリーズリーダー争いの大一番になる。
池田はこれまで準優出が19回あるが、その枠番は2号艇4回、3号艇1回、4号艇1回、5号艇5回、6号艇8回で、まだ1号艇の経験はない。自身初の準優ポールポジションをめざす戦いに注目だ。
松本怜は3・4・1・2・4着。今節手にしたモーター15号機は2連対率36位だが、8月のヴィーナスシリーズで前田紗希が優出3着に入るなどこれまで4優出の実績があり、今節も上々のパワーを見せている。
松本にとって徳山は2023年10月のヴィーナスシリーズでデビュー初優出を飾った水面。思い出の地で今節ここまで好走を演じてきた。4日目は12R2号艇の1回走り。今期2コースは3連対率70%と安定した走りを見せており、しっかり着をまとめて準優切符を手にしたい。