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レディースVSルーキーズ 清水愛海がデビュー通算100勝 転覆を跳ね返し挽回中

2025.01.29

 ボートレース徳山(モーニング)の「第14回レディースVSルーキーズバトル」(1月28日~2月2日開催)は29日、予選の2日目が終了した。2日目各レースの1着レーサーと団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R 野田 彩加 1コース逃げ
2R 藤井 公人 3コースまくり
3R 清埜 翔子 1コース逃げ
4R 藤田 俊祐 1コース逃げ
5R★池田奈津美 2コース差し
6R★佐藤  航 2コース差し
7R☆岩田  凌 1コース逃げ
8R★森下 愛梨 1コース逃げ
9R★守屋 美穂 3コース差し
10R☆常住  蓮 1コース逃げ
11R★松本  怜 1コース逃げ
12R★清水 愛海 1コース逃げ
(※団体戦は5~12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得)

 2日目はレディースが6勝と圧倒。2日間合計ではレディースが10点(初日から順に4点、6点)、ルーキーズが6点(初日から順に4点、2点)で、レディースが4点のリードを奪った。

 さてシリーズ中盤に入る3日目だが、注目カードには6Rを挙げたい。予選順位は男女別で、それぞれ6位までが5日目の男女別の準優に進出できる。

<徳山 3日目 6R 団体・予選>
1枠 長谷川 晴哉(群馬・群馬)男子 5位
2枠 上原   崚(沖縄・東京)男子 7位
3枠 佐藤  太亮(岡山・岡山)男子17位
4枠 福山 恵里奈(山口・山口)女子20位
5枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)女子16位
6枠 清水  愛海(山口・山口)女子 9位
※()内は出身・支部の順


 レディースチームは外枠から団体戦ポイントゲットを狙う一戦に。地元若手の福山恵里奈と清水愛海の奮起が期待される。

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 福山恵里奈(山口出身・山口支部28歳)【写真上】は徳山前走となる昨年8月のヴィーナスシリーズで予選18位に入ってデビュー初準優出を飾り、節間3勝の自己ベストも記録する活躍を見せたばかり。これまでデビュー通算18勝を挙げているが、その3分の1にあたる6勝を徳山でマークするなど、この水面は好相性だ。

 そして福山は2023年の徳山ヴィーナスシリーズでは3コースまくりで3連単4万円台、2023年の徳山オールレディースでは2コース抜きで3連単9000円台、2024年の徳山ヴィーナスシリーズでは5コース抜きで3連単1万円台と、近況徳山では毎節のように高配当を出しており、今節もあっと驚くような見せ場をつくるのか注目しておきたい。

 清水愛海(山口出身・山口支部25歳)【冒頭の写真】は2日目12Rで1コース逃げを決め、デビュー通算100勝の節目に到達。127期生では登玉隼百(1月28日時点で129勝)、川井萌(同125勝)、仲道大輔(同102勝)、坂本雄紀(同101勝)に続く5人目の100勝達成となった。

 今節の清水はここまで転・3・1着。初日に不運な転覆(選手責任外)があったが、逆境を跳ね返してレディース予選9位まで挽回してきた。この3日目6Rの6号艇は予選突破に向けて大事な一戦となりそうだ。前節の浜名湖一般戦では6号艇4走で2・6・3・3着と連絡みを連発していただけに注目したい。

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