
レースリポート

児島ヴィーナス優勝戦 地元の守屋美穂と田口節子が實森美祐に挑む
2025.01.21
ボートレース児島の「ヴィーナスシリーズ第19戦 第14回クラリスカップ」(1月17日~22日開催)は21日、準優の5日目が終了。22日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<児島 最終日 12R 優勝戦>
1枠 實森 美祐(広島・広島)優出24回目 1V
2枠 守屋 美穂(岡山・岡山)優出139回目 35V
3枠 田口 節子(岡山・岡山)優出245回目 73V
4枠 高田ひかる(三重・三重)優出48回目 8V
5枠 黒澤めぐみ(神奈川・東京)優出10回目 0V
6枠 清埜 翔子(埼玉・埼玉)優出22回目 4V
※()内は出身・支部の順
予選トップ通過の實森美祐が準優を1コース逃げで快勝してポールポジションを獲得。2023年11月の丸亀男女ダブル戦以来となる2回目の優勝に王手をかけた。今節ここまで3回あった1号艇でいずれもきっちり逃げ切っており、優勝戦でも盤石の逃走を見せるか。
2号艇は地元の守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】。前期に2コース1着率47%(15戦7勝)を記録し、今期も2コース1着率43%(7戦3勝)をマークしている女子屈指の2コース巧者だ。これまで優勝戦2号艇での優勝が実に6回を数え、児島では2021年ヴィーナスシリーズと2022年オールレディースで優勝戦で2コース差しを決めて優勝した経験がある。今節も黒いカポックで魅せるかも。

3号艇は地元の田口節子(岡山出身・岡山支部44歳)【写真上】。前期に3コース1着率57%(21戦12勝)という驚異的な数字をマークした田口が赤いカポックで優勝戦に臨む。今節ここまで5・4・1・1・2・3・1・1・1着で4日目後半から3連勝と勢いを増してきただけに目が離せない。
侮れないのは4号艇の高田ひかる。今節ここまで9走で展示1番時計8本と舟足はいつもどおり軽快。優勝戦はセンター枠となっただけに狙うはもちろんカドまくり一撃だろう。通算8Vのうち3Vをまくりでマークしている高田が真骨頂を見せるのか。