
レースリポート

蒲郡クイーンズクライマックス・トライアル最終戦 平山智加が11年ぶりの戴冠へ向け
2024.12.30
ボートレース蒲郡(ナイター)の「プレミアムG1第13回クイーンズクライマックス/G3クイーンズクライマックスシリーズ」はきょう30日が開催5日目。トライアルの3回戦、最終走である。枠番は抽選によって以下のとおりとなっている。(カッコ内はトライアルの合計得点。トライアルの得点は1着10点、2着9点、3着7点、4着6点、5着5点、6着4点。想定ボーダーは合計21点)
【トライアル11R】3回戦
1号艇 渡邉 優美(16)「映像で振り返ると押しているが、実感は違った」
2号艇 藤原 菜希(13)「チルトを1.5度に跳ねたが伸びない。整備する」
3号艇 細川 裕子(13)「舟足も乗り味も決して悪くない。あとは自分…」
4号艇 宇野 弥生(9)「仕上がりは悪くない。調整は当日乗ってから対応」
5号艇 三浦 永理(15)「舟足自体に変化はない。もう少し乗り味ほしい」
6号艇 平高 奈菜(12)「上位級と比べると出足に差。押す感じがほしい」
【トライアル12R】3回戦
1号艇 遠藤 エミ(20)「全部いいが、舟足自体は2日目の方がよかった」
2号艇 海野ゆかり(10)「出足系は大したことない。ターンは自分の責任」
3号艇 西橋 奈未(7)「いい仕上がりだったが、エンストの影響がどうか…」
4号艇 浜田亜理沙(9)「ターン回りは悪くない。いつもの調整でいきたい」
5号艇 平山 智加(16)「2日目はいいレースができた。バランス取れて◎」
6号艇 川野 芽唯(11)「レスポンスが悪く乗れない。何とか合わせたい」

「トライアル2日目(11R)は水をつかんでいる感じがあって完璧でした。調整が合っていたと思います。バランスも取れているので大幅なことはせず微調整でいきたいです」と語っているのは平山智加(香川出身・香川支部39歳)【写真2枚】。プロペラが空回りするようなところが一切なく、モーターの力がロスなく推進力になっていたと感じたのだ。大きな収穫である。
トライアル3回戦12Rは外枠ながら、旋回性を生かせる5コースが濃厚。2013年の芦屋第2回大会以来、11年ぶり2回目のティアラ戴冠に向け、洗練されたまくり差しを披露したいところだ。

大会の模様を伝えるボートレース公式YouTubeはきょう、タレントの滝谷美夢さんをゲストに迎え18時から配信される。
北海道日本ハムファイターズの元ファイターズガールは、“きつねダンス”でファンを魅了。観戦の楽しみの幅を広げた“競技者や観戦者のチア(応援者)”である。
そのハートがボートレースファンとどう共鳴するか楽しみでならない。