レースリポート
蒲郡QCシリーズ LED効果で4コース大暴れ!? 4号艇の前田紗希や関野文らに注目
2024.12.27
ボートレース蒲郡(ナイター)でのG3クイーンズクライマックスシリーズ戦(12月26日~31日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は、1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部)が1コースから逃げ切り快勝。2着に2号艇の田口節子(岡山出身・岡山支部)、3着に4号艇の長嶋万記(静岡出身・静岡支部)が入り、3連単1-2-4で730円の1番人気となっている。
さて華々しく幕開けした蒲郡決戦だが、初日は4コースの活躍が光る展開に。1着3本、2着2本、3着5本と計10レースで連絡みし、1Rでは小野桜(東京出身・滋賀支部)が4コースまくり差し(3連単5万円台)、9Rでは堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部)が4コースまくり、10Rでは勝浦真帆(岡山出身・岡山支部)も4コースまくり(3連単1万円台)を決めた。
これらの活躍の要因の1つに「大時計映像補助表示用LEDモニター」【写真下】があるかもしれない。蒲郡では現在、大時計と連動したCG大時計の映像を表示するLEDモニターが試験的に設置されている。設置場所は2マークのスタンド側で、スリットラインから150メートルの位置だ。ダッシュ勢はこのLEDモニターも参考にしながらスタートができる。
12月6日から設置されてこれまで2節(※今節を除く)開催され、4コースが計22勝、1着率14%をマーク。設置前の2節(11月21日~12月2日)では4コース1着率が9%だったのに比べると大幅にアップしている。
2日目の最注目は8R4号艇の前田紗希(埼玉出身・埼玉支部31歳)【冒頭の写真・正面】。今年4コースは32戦9勝で1着率28%の好成績だ。また、3R4号艇の関野文(大阪出身・大阪支部31歳)【写真下】は今年4コースで1着6本、2着13本、3着11本をマークしており3連対率75%という非常に高い数字。そのほかでは今年4コースで6勝の守屋美穂と平田さやか(東京出身・東京支部)、同5勝の清埜翔子(埼玉出身・埼玉支部)らも見逃せない。
2日目以降も4コースが猛威をふるうことになるのか。2日目各レースに4号艇で登場するレーサーは以下のとおり。
1R 岩崎 芳美(11%)
2R 清埜 翔子(12%)
3R 関野 文(15%)
4R 前原 哉( 4%)
5R 川井 萌(10%)
6R 日高 逸子( 8%)
7R 金田 幸子( 9%)
8R 前田 紗希(28%)
9R 守屋 美穂(17%)
10R 平田さやか(12%)
11R 西村 歩( 8%)
12R 香川 素子( 9%)
※()内は今年の4コース1着率