レースリポート
蒲郡クイーンズクライマックスシリーズ・ドリーム戦 好感触は守屋美穂と平田さやか
2024.12.26
ボートレース蒲郡(ナイター)の「プレミアムG1第13回クイーンズクライマックス/G3クイーンズクライマックスシリーズ」がきょう26日、開幕した。午後1時20分からのオープニングセレモニーは満員。会場のセンターコートは立錐(りっすい)の余地もないほどにぎわい、歓声がとどろいていた。女子レーサーの人気をあらためて証明するオープニングだった。
参戦54名が退場した後は、初日12Rのドリーム戦インタビューが行われたが、各レーサーのコメントは次のとおりだ。
【12R シリーズドリーム戦】
1号艇 守屋美穂「回転の上がりがよく、スタートも届いたし乗りやすさもある」
2号艇 田口節子「前検は悪くなかったが、プロペラが自分の形でないので未知数」
3号艇 寺田千恵「困るほどではないが劣勢感があった。プロペラを自分なりに…」
4号艇 長嶋万記「スローはいいもののダッシュは届かないなど、課題がある」
5号艇 平田さやか「まだ実感するまでに至っていないが、舟足も乗り味も〇」
6号艇 日高逸子「自分なりに調整や整備をしたくなる感じ。できるだけやる」
上記のとおり、1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部35歳)【冒頭の写真】が好感触で「前検としてはいい感じでした」と明言している。相方のモーター21号機は2連対率が24.7%と数字は低いが、舟足は良好。女子賞金5位としながら、フライング規定によりシリーズ回りとなった悔しさと反省をぶつけるシリーズとなりそうだ。
もう1人、好感触の平田さやか(東京出身・東京支部40歳)【写真上】は「モーター抽選で長嶋万記さんの次に引くといいモーターが巡ってくるというジンクスがあるんですが、今回そのとおりになりました」とステージ上で明かしたように、注目機であることを認めている。2連対率はクイーンズクライマックス参戦メンバーに割り当てられる12基の次、3節連続優出、1優勝のモーターであることを承知のうえ調整で機力を引き出していく方針。実戦感触をもとに仕上げていくことになりそうだ。
初のナイター開催となった今大会の模様を伝えるボートレース公式YouTube初日は、「日本一お酒が似合うグラドル」として人気を博している小坂田純奈さんをゲストに迎え18時から配信される。
予想を的中させ、レーサーよりもひと足先に美酒に酔うことができるかどうか、その目利きに注目したい。