レースリポート
下関9Rは好カード 復帰後1コース無敗の倉持莉々に注目
2024.12.10
ボートレース下関(ナイター)の「オールレディース ジュエルセブンカップ」(12月8日~13日開催)は9日、予選の2日目が終了した。シリーズリーダー争いは清水愛海(山口出身・山口支部)、米丸乃絵(熊本出身・福岡支部)、大豆生田蒼(栃木出身・埼玉支部)の3人が得点率9.00で首位並走。上位着差で1位清水、2位米丸、3位大豆生田となっている。
さてシリーズ中盤に入る下関ナイターだが、3日目の注目カードには9Rを挙げたい。
<下関 3日目 9R 予選>
1枠 倉持 莉々(茨城・東京)予選23位
2枠 野田 彩加(山口・山口)予選 5位
3枠 中北 涼(愛知・長崎)予選10位
4枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)予選 2位
5枠 香川 素子(大阪・滋賀)F賞典除外
6枠 三松 直美(岡山・岡山)予選30位
※()内は出身・支部の順
1号艇で登場するのは倉持莉々(茨城出身・東京支部31歳)【冒頭の写真・右】だ。約1年3カ月間の長期欠場を経て今年10月にカムバックした倉持だが、復帰後1コースは4走して1・1・1・1着と負けなし。その4走のSTはコンマ09、06、16、14で、3走がトップスタートだ。今節もスリット先制で軽快に逃げ切るか。
今節の倉持はここまで1・4・6着で予選23位。2日目7Rで2コースから手痛い6着大敗を喫し、準優圏外まで順位を落とした。前々節の蒲郡ヴィーナスシリーズ(優出2着)と前節の多摩川ヴィーナスシリーズ(優出2着)に続く3節連続優出をめざすうえでも、この3日目9Rは是が非でも勝ち切りたい一戦になる。
侮れないのは2号艇の野田彩加(山口出身・山口支部21歳)【写真上】だ。前期2コースは18走して1着3本、2着7本、3着6本をマーク。3連対率89%という女子トップクラスの数字だった。的確な差しハンドルで倉持の内懐を狙ってきそうだ。今節はここまで2・2・2着で予選5位。ここで1着を奪ってシリーズリーダー争いに加わってくるのか。
そのほかにも3号艇にはSGチャレンジカップ優勝モーターの21号機を駆る中北涼、4号艇には1・3・1・3着で予選2位につける米丸乃絵など、楽しみなメンバーがそろっている好カードだ。