レースリポート
SGチャレンジカップ優勝機を駆る中北涼が高配当の立役者に 下関
2024.12.09
ボートレース下関(ナイター)で「オールレディース ジュエルセブンカップ」(12月8日~13日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部)が快勝。1コースからスタートはコンマ23の6番手だったが、伸び返して逃げ切った。2着には2号艇の香川素子(大阪出身・滋賀支部)、3着には5号艇の関野文(大阪出身・大阪支部)が入り、3連単1-2-5で2370円の11番人気に。なお香川は前半4Rでのフライングにより賞典除外となっている。
さて華々しく開幕した下関ナイターだが、2日目の注目カードには前半の2Rを挙げたい。
<下関 2日目 2R 予選>
1枠 福山恵里奈(山口・山口)初日4着
2枠 中北 涼(愛知・長崎)初日2着
3枠 藤本紗弥香(山口・山口)初日4着
4枠 佐藤ほのか(東京・東京)初日5着
5枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)初日2着
6枠 原村 百那(山口・山口)初日6着
※()内は出身・支部の順
下関では先月にSGチャレンジカップとG2レディースチャレンジカップが開催されたが、そのときSGで優出したモーターがこのレースに2基登場する。
2号艇の中北涼(愛知出身・長崎支部32歳)【冒頭の写真】が今節手にしたモーターは21号機。チャレンジカップで河合佑樹が乗ってSG初優出初Vを飾った注目機だ。このモーターはこれまで18節走って4優出1Vの実績。2連対率は41.7%で、今節使用44基のなかで2位の好成績を残している。
中北は初日7Rの1回走りで登場し、6コースからまくり差して2着に食い込む好走。3連単1万0820円の高配当に貢献した。中北は前期F2を切って未消化のF休み(60日間)を抱えている苦しい状況だが、2日目以降も舟券のカギを握ってくる可能性は十分だろう。
3号艇の藤本紗弥香(山口出身・山口支部26歳)【写真上】が今節手にしたモーターは53号機。チャレンジカップで坪井康晴が優勝戦2号艇(不完走失格)に乗ったモーターだ。藤本は約1年4カ月間の長期欠場を経て今年9月にカムバック。復帰後3節走ってまだ1着がないだけに、今節はSG優出モーターとのコンビで久々の白星を奪いたいところだ。