丸亀　地元の平高奈菜が予選落ち危機で7Rは必勝期す

　ボートレース丸亀（ナイター）の「オールレディース篠崎こころCUP」（12月2日～7日開催）は4日、予選の3日目が終了した。寺田千恵（福岡出身・岡山支部）と細川裕子（愛知出身・愛知支部）が得点率9.80で首位を並走し、1着本数の差で寺田が1位、細川が2位。それを追う3位には平山智加（香川出身・香川支部）がつけている。

　さて予選最終日を迎える4日目だが、注目カードには7Rを挙げたい。

＜丸亀 4日目 7R 予選＞
1枠 平高　奈菜（愛媛・香川）予選18位
2枠 細川　裕子（愛知・愛知）予選 2位
3枠 村上　奈穂（島根・広島）予選29位
4枠 武藤　綾子（福岡・福岡）予選27位
5枠 森　　陽多（長崎・長崎）予選31位
6枠 中尾　優香（沖縄・福岡）F賞典除外
※()内は出身・支部の順

　1号艇は地元の平高奈菜（愛媛出身・香川支部37歳）【冒頭の写真】だ。今節ここまで6･2･4･3･4着で予選18位とまさかの苦戦。前々節の三国オールレディースで約2年6カ月ぶりの優勝を飾り、前節の下関G2レディースチャレンジカップでは優出3着に入るなど近況好調ムードで地元に帰ってきたが、予選落ちの危機を迎える予想外の展開となっている。

　この4日目7Rの1号艇は是が非でも勝ち切って準優切符を手にしたいところ。今節初日9Rでは1号艇で6着に敗れて3連単10万6950円の超高配当を献上しているだけになおさらだ。

　ちなみに平高は今年1コースで53走（53戦38勝）しているが、連敗は非常に少なく、3連敗が1回、2連敗が2回あるだけ。1コースで敗れたときは次の1コース戦で気迫の走りを見せて勝ち切ってきたケースがほとんどだ。今節も初日の借りを4日目に返すか。

　強力なライバルとなるのは2号艇の細川裕子（愛知出身・愛知支部42歳）【写真上】だ。今節ここまで2･2･1･2･1着のオール2連対で予選2位。充実の走りでV争いを沸かせている。細川は2コース最近10走が2･1･4･1･2･1･2･2･2･4着で2連対率80％という安定ぶり。平高の内懐に鋭い差しハンドルを入れてきそうだ。

　なお、3日目2Rで5艇(中尾優香、山下友貴、本部めぐみ、池田紫乃、山川美由紀)によるフライングが発生し、レースは不成立となり、舟券は全額返還となった。